女性週刊誌にも最近は「婚活」ならぬ「終活」という言葉が飛び交っています。
読んで字のごとく人生最期をどの様にしたいのか、自分の最期は自分で決めたい。
今年はこの「終活」が1つのブームとさえ言われるようになりました。
特に雑誌を始めとするマスコミでの取り扱われ方には、今まである意味見向きもされなかっただけに、戸惑いをも感じるくらいです。
このブームに眉をひそめる向きもあると思いますが、いずれブームが去っても後にエキスが残り、新たな広がりを見せてくれるものと期待しています。
先日、知人からのご紹介とのことでご連絡を頂いた方は、ご自身の最期を直葬にしたいのでまずは見積りをとのご希望でした。
見積りは納得のいくまで検討し、出来るだけご自分の生き方にそったものにしたいご意向でした。
丁度2年程前、直葬という言葉が度々マスコミに取り上げられた頃、ご年配の方から「自分は無宗教だし、お墓はすでに霊園に用意してあるので、先日の新聞を見てこれだと思ってお電話しました」とご連絡いただきました。
事前のご予約で直葬の概算見積をお取りした後、妹さんからもご連絡頂きました。
ご主人はすでにお亡くなりになり、近県の霊園にお入りになっていらっしゃるので、お兄様同様直葬でのお見積りを希望され、息子さんたちに託したいとのことでした。
暫くして今度はお2人の友人の方からもご連絡を頂き、それぞれの地域の当センターの賛同社から生前予約の見積りをお取り致しました。
今回の方もこの方々とお知り合いの方のようです。
皆様ご高齢の方々ですが、ゆるぎないご自身の生き方をされていらっしゃるのがよく分りました。
後に続く私たちは言葉だけが勝手に1人歩きしないようしっかり見張っていなければ・・・。