葬儀のことで心配なのは費用だけではありません。

 最近よく見る終活関連の番組などは、やはり葬儀の費用についてのトラブルを回避するための内容が多く放送されているようです。
 たしかに、初めて自分がお葬式を出す立場になって一番気になるのが葬儀費用だと思いますし、視聴者の関心を引くことでもあると思いますが、それと同じくらい気にかけていただいた方がいいことがあるのでは?とテレビをみながら思ったことがありました。
 センターでは、ホームページで「後悔した葬儀談」として、実際に経験された辛い思いを投稿していただく口コミのページを用意していますが、そこへ寄せられる口コミの中では、もちろん費用面でのトラブルもありますが、葬儀社の対応面で悲しい思いをされた方からの投稿が多いのではないかというところです。

 実際に、ご自身で近所の葬儀社に事前相談に行き、要望を伝えると露骨にいやな顔をされたので、そこには頼みたくないと思い、センターに相談したという方がいらっしゃいました。
 その内容はたしかに葬儀社側にとっては金銭的なメリットが無いことでしたが、できないことではなく、センターから紹介させていただいた葬儀社に快く引き受けていただいたことでご安心され、その社でのご葬儀を行ないました。
 
 担当者がどのように対応してくれるのかという部分では、実際に葬儀を依頼してみないとわからないこともあるので、なかなか難しいことでもあります。
 ただ、事前の段階で気持ちに余裕があるうちでしたら直接会っての面談などで判断することができ、葬儀社を選び直すこともできるので、実際に葬儀を行なう前の段階でトラブルを回避することが出来ると思います。
 
 テレビやマスコミ、インターネットではトラブルについての内容が目立ちますが、満足のいくご葬儀でお身内の方を見送られている方も沢山いらっしゃいます。その方たちがどのようにして満足のいく葬儀ができたのかというところに着目してみるのもいいかもしれません。

ご相談でお知らせいただく情報

 最近名簿流出でニュースにもなった企業から「お詫び」の手紙が届きました。
 我が家では子どもが小学校に入る前から中学生の途中まで利用していましたが、全くやらなくなってしまったので退会し、退会後にもダイレクトメールが延々と届き続けるので、それも止めてもらったのですが、この度の件でお手紙が届いたということは、名簿からの削除はしてもらっていなかったようで。(辞めれば削除してもらえると思っていたのですが、ちゃんと言わないとだめだったようですね。)
 今のところ、我が家では特に被害はないようなのでそんなに心配はしていないのですが、やはり個人情報がどこに漏れているかわからないとなると、気持ちのいいものではありません。

 センターでは、葬儀社をご紹介させていただくうえで、地域やお名前、連絡先などをお知らせいただいているのですが、まだ葬儀社さんとの直接のやりとりを望まれないような場合、センターから先の葬儀社さんへ情報が伝わってしまうのではないかと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 事前相談でセンターへご相談される方の中には、葬儀について調べていることをご家族に知られたくないという方もいらっしゃいます。
 センターにお知らせいただいた情報については、まず見積りを作成するために必要な事項のみを葬儀社さんにお伝えしていますが、ご相談者が直接コンタクトをおとりになる段階になるまでは、葬儀社さんから直接連絡ができるような情報はお伝えしていません。
 また、センターからご紹介させていただく葬儀社さんにおきましては、たとえ連絡先をお伝えしたとしても、後からしつこい営業等の連絡をするようなことはありませんのでご安心ください。

ご相談者と血の繋がりは・・・。

先日「身内の者が危篤状態なのですが、家族葬での相場はお幾ら位でしょうか」との最初のお電話をいただいてから3時間後、ご相談者からご逝去の報が入りました。

 その間、ご相談者からは、お見積りに関するご質問やご依頼があり、緊迫した状況が刻々と伝わってきました。

 初めてのご葬儀とのことで、「病院付きの葬儀社さんからドライアイスをすぐに入れないとダメだと急かせられているのですが・・・」とのお問い合わせには、そんなに急ぐ必要がないこと、葬儀社さんはすでに決めていらっしゃることを先方に申し上げ、担当者がお迎えに上がるのを、お待ちいただくよう、お伝えいたしました。

 搬送、ご安置をされた後、葬儀社の担当者は大筋の打ち合わせだけをして、翌日ご自宅にお伺いし、本格的な見積りの作成に入りましたが、ご相談者がご葬儀のご相談で立ち会ったのは、安置後の打ち合わせまでとお聞きしています。

 ご相談者は故人様の娘婿に当たられる方で、その後の打ち合わせは全て、奥様と喪主のお義母様に、バトンタッチをされたとのことでした。
 ご逝去直後のお義母様と奥様のお気持ちを考慮され、ご葬儀に関する情報を一手に引き受け、一つひとつのご葬儀の内容はお二人に全てお任せされたご様子とのこと。
 
 役割分担をきちっとされた模様で、奥様のご親族の方々にも、きっと好印象を持って迎えられたのでは。

 と申しますのは、担当者からの報告を伺って、真っ先に思い浮かんだことがありました。

 以前、横浜在住の妹様のご主人が危篤状態との、ご相談をいただいた時のことでした。

 「実の兄弟以上の付き合いをしていたので、最期の別れを悔いのないものにしたいと、妹と相談しながらのお願いです」とのご相談でしたが、義弟のご実家のことをお尋ねすると、東北地方にお母様もご兄弟もご健在でいらっしゃいますが、長年疎遠になったままの状態とのこと。

 しかしながら、ご病気のご報告には、なしのつぶてのご兄弟も、万が一のことに関しては見逃すわけにはいかないご様子で、しかも勝手に進めているのが、奥様のお兄様となれば、血の繋がりがないあなたがなぜ、という目で見られ、双方の思いは益々気まずくなるばかり。
 
 「肝心の妹が動揺しておりますので、これ以上のご相談は無理な状態になってしまいました」と丁重なお詫びのメールをいただいたことが今でも思い出されます。

 ご葬儀は好むと好まざるとにかかわらず血縁を意識させられる唯一の場でもあり、ご相談者の立場も微妙です。

3回も故人の名前を間違えられた

 アンケートのお願いで、記載用紙に名前の漢字を間違えて書き入れてしまいました。返ってきたアンケートの余白に、
「正しくは『○○』です。名前ですので、適当な当て字はちょっとどうかと・・・不明ならカタカナにしていただければよいと思います」
 こちらの不手際で、返す言葉もありません。

 自分のことは棚においたとして、名前の間違いが、どれほど大きな結果を招くか、ビジネスの世界に長くいた人であれば、そういう場面に何回かは出くわしたことはあるのではないでしょうか。
 
 こういう事がありました。
 事前相談を受け、3社の葬儀社さんから見積りを取ることにしました。それを当センターでまとめて説明を付けて送ります。ご相談者の名前の漢字が間違いやすい漢字だったのは確かなのですが(漢字に詳しくないと、こんな似たような漢字があるのかというぐらい)、正しく記載してきたのは1社だけで、2社は間違っていました。そのうち1社はこちらで気づいてすべて間違いを訂正しました。しかし、もう1社のものは間違いを見逃してた部分があったのですが、そのまま相談者へ送付してしまいました。
 見積もり送付後、ご相談者は、間違いのあった社を、漢字の間違いをするような社だからと、候補からすぐに外しました。
(そういうようなことがあって以来、デジタルでのやり取りの場合は、相手の名前は簡単な漢字でもコピペするクセになりました。)

 つい先日には、後悔した葬儀談の口コミ投稿に、3回も故人の名前を間違えられた、という内容の投稿がありました。
―――― 千葉市○○○にある○○○○。葬儀の際、3回も故人の名前を間違えました。1回目・2回目の間違いの時に指摘したにもかかわらず3回目も。それに対する抗議への対応にも怒り心頭。数ヶ月後に火葬許可書が手元にない事に気付き連絡したところ、「骨壺の中に入ってます。火葬場で説明した筈です」の1言。実際に説明も受けていませんし、実物を見てもいませんでした。お客様相談室に電話したにもかかわらず、感情を逆撫でするような対応。こんな会社、葬儀を請け負う資格はないと思います。―――

 本当に名前の間違いは恐ろしい。
 逆に、わたしも、同じ人に、有賀「あるが(と読みます)」を、「ありが」と何回も言われると意気消沈です。

「お勧め」と「押しつけ」の違い?

 今日、切手を買いにいった時のことです。
 センターをご利用頂いた方へアンケートのお願いをお送りするための切手を購入しに行ったのですが、窓口の方から「シールになっている切手はいかがですか?便利ですよ」と勧められ、絵柄を見せてもらうと全部キャラクターもの。
 う〜ん・・確かにシールタイプの切手は便利だけれど、さすがにキャラクターものは・・。
 「仕事で使うので、普通のタイプのほうでいいです」とこちらが言うと、「お仕事でもこちらを使われる方が多いですよ」と、引き下がっていただけない。
 仕事もいろいろあるわけで、仕事で使う切手でもキャラクターのものが喜ばれることもあるでしょう。ただ、やはりご葬儀を終えたばかりの方へ送る郵便物です。風景やお花の絵の切手ならそれを選んでいたかもしれませんが、やはり無難なものの方がいいと思うのですが、この場で葬儀という言葉を使わないと納得していただけない?
 きっと、記念切手やデザイン切手を買ってもらう方が都合がいいのでしょう。
 『協力出来なくてすみませんが・・』という気持ちにさせられたのが少し残念でしたが、無事に普通の切手を買って帰ってきました。

 良かれと思って勧めてくださることはとてもありがたいと思いますが、少しでも度が過ぎると押しつけになり、しかも、それが勧める側の利益にしかならないことならなおさらいい気持ちにはなれないのでは・・。

 ご葬儀では、ご喪家の方が選ばなくてはならないものがたくさんあります。
 担当者が「少し高くなりますがこちらはいかがですか?」などと勧めてくるものもあるかもしれません。
 それは担当者がご遺族や故人様のことを想って勧めてくれているのか、ただ、高いものや不要なものを自分の利益のために勧めているのかを見極めるのはとても難しいかもしれませんが、担当者との信頼関係が出来ていれば、不要なものは不要と言えるし、ご喪家のことを一番に考えてくれる担当者ならそれ以上に勧めてくることは無いでしょう。

 先日、ご葬儀を終えたばかりのご依頼者の方から、「●●さん(担当者)には一つ一つ細かい要望を聞いていただき、思う通りの葬儀ができて母(喪主様)が大変喜んでいました。●●社を紹介していただいて、本当にありがたかったです」と、葬儀後のお忙しい中、わざわざお電話をいただきました。
 事前相談でご紹介した担当者と、直接面談等をしていただき、担当者の人となりを見ていただいた上でお選び頂いた葬儀社でした。
 
 多くの人が、ご葬儀準備の短い時間でも、ご依頼者との信頼関係が築ける担当者と出逢っていただけるよう、これからも益々活動に力を入れていこうと思います。

敬老の日の思い出

  夏休みが終わったと思った矢先、早くも3連休に入ります。
 3連休の3日目は9月15日、敬老の日です。
 今年は久しぶりにかつての敬老の日と同じ9月15日となり、古巣に戻ったような懐かしさを感じる方もいらっしゃるのでは・・・。

 敬老の日と言えば当方が真っ先に思い出すのは、雲一つない青空と、太鼓の音と友人の飛び切りの笑顔です。

 東京郊外の特養老人ホームの広場では、青空の元、若者たちが汗だくになってダイナミックに和太鼓を連打していました。
 敬老の日のイベントのハイライトに、広い広場も車椅子の方々とそのご家族やお知り合いの方々で、満員の盛況でした。

 久しぶりの五臓六腑に響き渡るようなリズムに、車椅子の友人は今にも飛び出さんばかりに、欣喜雀躍の様相を呈していました。
 長年音楽の世界に身を置いていた友人が、久しぶりに見せた笑顔には、格別なものがあり、友人の喜びの動きに連れられて、周りの車椅子の
方々も、負けじと、若者たちに声援を送りはじめ、いつの間にか広場中が和太鼓と一体となったように感じられるほどでした。
 
 その友人も半年後には御年92歳で帰らぬ人となり、早くも5年の月日が流れました。
 ご一緒にイベントを楽しんだ方々のご家族の中には、しばらくぶりにお会いされて、はじけるような笑顔に安堵された方も大勢いらっしゃった
のではと、当時が懐かしく思い出されます。

 一方、昨日は久方ぶりに鎌倉の料理教室で80代半ばの先輩にお会いしましたが、敬老の日の話は切り出せませんでした。
 お仕事で日本狭しと飛び回り、多忙の中、お料理に続き句会のお誘いにまで、笑顔でお答えしていらっしゃる姿には、敬老の日を撥ね飛ばすよ
うな勢いが感じられ、まだまだ先のお話のようです。
 70代後半まで登山をされていらっしゃった先輩の口癖は「60代で十分体力を養っておくこと」。
 肝に銘じておきます。

 お歳をめされても敬老の日が似合う方、似合わない方、様々ですね。

葬儀の雑誌

 先日、いつも行くコンビニで雑誌コーナーに葬儀の雑誌があるのが目に入り、普段なら雑誌はほとんど企業の宣伝だから・・と素通りするのですが、その日はなぜか、たまにはいいかもと、手に取りレジに。

 家に持ち帰り、パラパラめくってみていると、ビールが注がれたビールジョッキをかたどったキャンドルや、ワンカップ、湯呑など、色々なキャンドルが掲載されていました。
 ローソクのメーカーさんの宣伝なのですが、故人の月命日に灯して語り合うというような商品だそうで、「なるほど!」と思いました。

 当センターの仕事は商品を扱いませんので、このような新商品や次々と出てくる手元供養の商品などの情報をいち早くキャッチする必要はないのですが、たまに見るとなかなかおもしろいものです。

 他にも葬儀やお墓についての役に立つ記事は沢山あり、久しぶりに買った雑誌に一通り目を通し終わった頃、将来、『今日はママの月命日だからこのキャンドルを灯そう』と、毎月ビールジョッキのキャンドルに火をともしてもらえるように、これからの人生、ちゃんとしないとな、と、久しぶりに買った雑誌の広告が意外にも私のツボにはまったようです。

 たまに珍しいことをしてみるといいかもしれません。

葬儀社を選ぶことは大切です。

 つい先日、9月1日に国民生活センターおよび全国の消費生活センターに寄せられた相談件数が更新されました。2009年から2014年7月31日までの相談件数が年度ごとに集計されているのですが、この5年間で平均すると1年あたり約697.2件とのこと。
 ちなみに、2006年に公表されたものは、1996年から2006年までの10年間の集計で、一年あたりの平均件数が167.7件でした。
 現在の相談件数は2006年に公表されたものの約4倍以上という計算になります。

 数字で見たときは確かに驚きましたが、トラブルになるような葬儀社が増えているというよりは、消費者側の葬儀についての関心が高まってきたからではないかと思います。
 以前は「葬儀とはこういうものだ」と無理やり納得せざるを得なかったようなことも、今では消費者も多くの情報を簡単に取り入れることができ、相談できる所も容易に見つけることが出来るようになったことなどが件数の増加につながっているのではないかと思いました。(もちろん、増加の理由はもっと深いものもあるのだと思いますが。)

 センターでも、「過去に行なった葬儀でひどい思いをし、今度は同じような思いをしたくないので相談しました」というようなご相談や、ときには「先日行なった葬儀でこんなことがあったのだが、このような苦情を聞いてくれる場所はありませんか」など、過去に経験した葬儀で後悔された方からのご相談をいただくことがあります。
 私自身が受付けたご相談では、費用面でのトラブルというよりは、担当者の対応が悪かった、ご遺体に対する扱いがひどかった、など、葬儀社の対応面について不満を持たれた方からのご相談が多かったのですが、内容については良く聞くようなことで、また、国民生活センターのサイトに一部掲載されていた最近の事例についても、目新しい内容のトラブルという感じではなく、よく耳にするようなトラブルが事例として書かれています。

 確かに10年前よりは良心的な葬儀社が増えてきていると思います。ただ、一部にはまだご依頼者が後悔してしまうような対応をする葬儀社もあるという事実がある以上、葬儀社を選ぶことは重要なことだと思いますし、センターでもこの相談件数が少しでも減るように努力していかなくてはと改めて感じました。

直葬でもゆっくりお別れがしたい。

ご葬儀のご相談で「直葬」という言葉を耳にしてから、大分時間が経ちました。

 当初はご葬儀の儀式無しで、火葬場へ直行する戸惑いもありましたが、一方でご葬儀の価格を抑えたいご要望が根強く、たちまちブームの様相を呈する程の話題になりました。

「そのようなことが可能でしたら、自身の葬儀は直葬でお願いしたい。周りに迷惑をかけたくないので、今は元気だけれども生前予約をしておきたい」と、経済的な理由だけでなく、ご自身の意志でどのようにしたいか決めたいと、ご自身のご葬儀の概算見積を希望される方が急増したのも、丁度この頃でした。

 あれから、7〜8年経ち、「直葬」は都市部を中心に、ごく普通に執り行われ、すっかり定着した感がありますが、同時に、「儀式は行わないが、ゆっくりお別れはしたい」と、個々の諸事情に照らし合わせたご要望が、多く寄せられてくるようになってきました。

 以前は病院でのご逝去の後、安置所にご安置され、お見送りの方は火葬当日30分程前に火葬場にお越しいただき、炉前でのお花入れ、読経等10分程の最後のお別れをされる方がほとんどでしたが、お別れはゆっくりしたいとのご要望も寄せられるようになり、限定はされますが、葬儀社さんの中には、できるだけご希望に添えられるよう、あれこれと検討されるところも出てまいりました。

 直葬でも、ご逝去後、病院からご自宅に搬送され、ご自宅でゆっくりお過ごしになり、火葬場へ行かれる方は問題ありませんが、先日お受けしたご相談者の場合は、病院近くにある斎場でのご安置をご指定され、今までご家族離れ離れでしたので、最後の一晩、ご家族皆様で付き添い、翌日の火葬をご希望され、付き添う場所はどこでも構わないので、安置料だけで賄いたいとのご希望でした。

 ご要望の斎場が、当センターの賛同社でもあり、問い合わせましたところ、こちらでは、ご家族で1晩中付き添う形になりますと、式場にご安置
されますので、通常の式場費が必要となるとのこと。

 難しい状況でしたので、ご相談者には事情をお話しして、お住まい近くの、式場・安置所所有の賛同社2社に問い合わせましたところ、ご家族には2階のご家族用和室控室をご用意し、2階の式場が開いている場合は式場にご安置しますが、式場費ではなく、宿泊料として2万円程いただくとのこと。
 また、他の賛同社からはやはり、一晩付き添われるには式場にご安置され、一晩の式場費5万円程になるとの各社それぞれのご返事でした。
 
 残念ながらお住まいのお近くで、ご家族が一晩付き添い、式場費や宿泊費がかからない安置所は難しい状況でしたが、後日、他市の賛同社に伺ったところ、ご要望にぴったりな賛同社もございました。
 こちらは式場ではなく、広い和室にて「付き添い安置」という形をとり、ご自宅で過ごされるように、お線香をあげて、一晩中付き添い、翌日には火葬ということが可能で、しかも、お部屋代は無料とのこと。

 直葬を例にとりましても、ご相談者の様々なご要望に対して、葬儀社さんも、暗中模索をしながらも、時代のニーズにあわせて、臨機応変に対応されていらっしゃる方も、お見受けしておりますので、場所により、様々な条件もありますが、少々ご無理なご要望かと思われても、解決できる場合もございます。

 まずはご相談されてみてはいかがでしょうか。
 当方も、ご一緒に勉強させていただきます。

夏はもう終わりでしょうか?

 8月が今日で終わり、夏休みも今日で終わり。
 ここ数日涼しい日が続いていたせいか、いつもとは少し違う感覚で過ごしています。

 明日から新学期ということで、近所の子どもたちも宿題に追われているのでしょうか、心なしかいつもの日曜日とは違って、周囲がとても静かな気がします。
 夏休みはダラダラ過ごしていた我が家の学生も、明日からはまた規則正しい生活にもどらなければならないのですが、このタイミングでの24時間テレビ。昨夜は一晩中見ていたようで、生活のリズムがすぐに戻るのか心配です。
 そして、私も朝のお弁当作りが無かった分、ゆっくりさせてもらっていましたが、明日からはまた早起きの生活に切り替えです。 

最近、私の周囲では風邪をひいたりなど、体調を崩している人が多いようです。 
天気予報では、今週はまた暑さが戻ってくるようなことを言っていたので、皆さまにおかれましては、気温の変化で体調などを崩されませんようお気を付け下さい。