当センターの賛同葬儀社さんの担当者の方とは、いつも見積りをお願いするところから始まり、見積りの作成、ご相談者との面談の報告、ご逝
去された後の本見積り作成へと、逐一報告を頂いておりますが、常に緊迫した状況の中での連絡が多い中、ベテラン担当者も人の子、時として話し
の流れの中で、ふとそろそろ引き際も考えていると、弱音を思わず漏らす方もいらっしゃるようです。
担当者と実際にお会いする機会は少ないのですが、立会いにお伺いした折、傍から見ていても、体力・気力が十分に備わっていることが第1条件
のようなこのお仕事は、どちらかのバランスが崩れると、先のような迷いが一気に出てくるのでは、と思わせるところがあります。
長年ご葬儀に携わった担当者には、それぞれ独自の仕切り方があり、そのやり方が個性となって発揮され、強いてはそれがご喪家に、大きな信
頼を得られるきっかけになっていることも、しばしば耳にいたします。
あるベテラン担当者に伺うと、いかに初めてお会いした方と短期間に打ち解け、相手の懐に入っていかれるかが勝負とのこと。
そのためには資料をいっぱい持って行き、相手を迷わせない。
いかにこの人は大丈夫だという安心感を持たせるかが大切、と力説されていらっしゃいました。
長年の経験からくる細やかな気配りや適切なアドバイスは、若手の担当者になんとか肌で感じてほしいものです。
一方で、若い担当者の頑張りを見たご依頼者から、高い評価のアンケートを頂いたことがありました。
それは期待と励ましの意を込めて10点満点中12点という高得点で、実際は9点といったところですが、若いスタッフの前向きな仕事ぶりと、暖か
い心遣いに触れ、感激されてとのこと。
経験を積むことで、将来はより素晴らしいサービスを提供してくれる、と期待を込めた評価でした。
フットワークのよい、若い担当者への引継ぎをよろしくお願いいたします。