終活の番組

 昨年末、購入してからまだ1年3カ月しか経っていない我が家のブルーレイレコーダーが壊れました。保証期間を少し過ぎてしまい、修理となると実費になってしまいます。修理に出すか、新しいものに買い替えるか…少し悩みましたが、もともと激安価格で買ったものなので機能は満足のいくものではなく、修理費用は購入価格の半分以上もかかるとか。
 新年早々の痛い出費でしたが、思い切って機能的にも満足のいく新しいものに買い替えました。
 気に入っている機能は、人名やキーワードを入れておくとそれに引っかかるものは全て録画してくれるというものです。この機能は何年も前からあるので、以前もそれができるDVDレコーダーを使用していたことがあるのですが、録画できる容量が少なにも関わらず勝手に録画されてしまい、本当に録画したいものが残量不足で録画できていなかったなどの残念なものでしたが、今回は容量もたっぷりあり、外付けのHDもつけられるということで、録り放題になりました。
 それから、3番組同時録画というのも大きな魅力でした。家族に遠慮なく、自分の興味があるキーワードを登録して録画しまくっています。

 私が登録してあるキーワードは、趣味の番組と「葬儀」「終活」です。
 とくに「葬儀」「終活」に関する番組は、ケーブルテレビなどで放送することが多いようで、番組表ではなかなか見つけられず、今までは偶然出会ったときに見るしかなかったのですが、全ての放送局から探し出してくれるので助かります。
 葬儀企業PRの番組やNPO主催のセミナーなどが多く、内容についてはもちろん既に知っていることではありますが、説明の仕方などは受ける立場になって見られるので勉強になります。

 「終活」ブームといわれていますが、これからこのような番組や特集が更に増えてくるのでしょうか。キーワードはしばらく登録したままにしておこうと思います。

友の話から・・・。

 年が明け、久しぶりに顔を合わせた友人の口からは、いつものように楽しくも忙しかったお正月の四方山話が聞けるかと思いきや、今年はご葬儀の話題で持切りになってしまいました。

 集まった4人の内2人が、暮れからお正月にかけてご主人のご兄弟を亡くされ、お話からお正月早々大変だったご様子が伺われました。

 特にお1人の方はお元気で、暮れの29日も普段どおりに車を運転され取引先に向ったが、約束の時間が過ぎても到着せず、しばらく連絡がつかない状態が続き、数時間後警察からの知らせでお亡くなりになったことが判明。
 道端に寄せた車中で急死されていらしたとのこと。

 その後のご葬儀までは、ご家族にとって文字通り無我夢中状態で過ごされたご様子が、友の口から出ると、思わず大きく深呼吸をして、その場に居合わせた場合を想定し、あれこれと考え込んでしまいました。

 普段お元気なご家族でご葬儀のことなど考えたこともなかったので、突然のことに戸惑い、重要書類はどこにあるのか、どのようなご葬儀にするのか、どなたをお呼びするのか、ご葬儀の費用は等々・・・現実に迫る問題に加え、火葬場の正月休みに掛かってしまい、混雑してご葬儀が1週間先になってしまうこと。
 心配な種は尽きないご家族にどう対処してあげられるのか。
 混乱の極みのご家族に少しでもご安心していただけるようにするには・・・・。

 当方は直接ご葬儀の現場に携わるものではありませんが、これからもご相談者が安心してご葬儀に臨めるよう、様々な角度からサジェストしていけたらと考えております。

言葉は生き物

 今日、車検が終わり車を引き取りに行ってきました。担当の人が整備記録シートなど資料を見せながら一通り説明をして、その資料をファイル(ダッシュボードに入れてあるもの)に入れようとしたとき、

 「このファイルの中に一緒に入れても大丈夫ですか?」

 と聞いてきました。早速キターーー
 いつもなら気にも留めないやり取りですが、今日は違いました。いつもざっくり見出ししか見ない新聞ですが、今朝の新聞の企画記事『乱発される「大丈夫」の研究』を熟読したからです。

 それによると、【大丈夫】は本来「危なげがない」「間違いない」状態を指す言葉だが、最近は、婉曲的な断りや、相手の意向を確認するために使われる「配慮言葉」のような形で多用されていると捉えていました。

 「コーヒーはいかがですか」 ⇒ 「大丈夫です」
 コーヒーを入れるという手間が想定できるときにお気遣いいただかなくてもいいですよ、という配慮。

 先の「このファイルの中に一緒に入れても大丈夫ですか?」
 「・・・よろしいでしょうか?」「・・・いいですか?」とするべきところだが、「よろしいでしょうか?」は形式的すぎるし古臭い、「いいですか?」では率直過ぎて少し強いので、少し和らげようという配慮。

 いいか悪いかはともかく、微妙なニュアンスを汲み取るような形で、面白い表現が生み出されてくるものです。

 この記事を読んでまた、上記の使い方がちっぽけに見えるぐらい、ものすごい「大丈夫」の使い方をしていた、ある社長を思い出しました。
 失敗したり、意に添わないやり方をしている社員に対し、
「頭、大丈夫か」
 と連発していました。本来的な意味での使われ方でしょうが、配慮が大丈夫じゃなかった例です。

 それはともかくとして、当センターへのご相談者は慣れない中での相談でしょう。ナーバスでさえあると思います。われわれが微妙なニュアンスを汲み取とったり、それを踏まえて配慮する、その大事さを再確認しました。

風邪の季節です・・・。

 外ではものすごい風が吹き荒れていて、暖房の入った室内にいても風の音で寒いと勘違いしてしまいそうです。
 外にいる方は歩くのも大変なのではないでしょうか。

 私ごとで恐縮ですが、3日ほど前から、久しぶりに風邪をひいています。ここまで大風邪になってしまったのは何年ぶりだろうというほど久しぶりなのですが、幸い熱がでていないので病院へは行かず、頭痛とのどの痛みを買い薬で落ち着かせています。

 この状態、集中力が続かず、しかも薬のせいで眠くなってしまうのが困るのですが、電話が鳴るとスイッチが入り、いつも通りに対応できるのが不思議です。
 今日も電話でご相談の対応をしたのですが、いつもより言葉がすらすら出てくるような気がして驚きました。

 症状は少しずつ良くなっているようなので、恐らく明日には良くなっているかと思います。この3日間にできなかった作業を片付けられるように集中できればいいのですが。

 寒さも乾燥も、これからが本番です。身体が弱っている方にはとても厳しい季節だと思います。どうかご自愛ください。

新年の・・・。

 お正月休みが終わり、今日から日常に戻った方も多いことと思います。
 日中、外出した時に、この寒さの中思いのほか沢山の人が外に出ていたので、私もやっと日常を感じました。

 お正月といえど、仕事を休めない方も沢山いらっしゃいますが、葬儀の仕事に携わっている人たちもお正月などありません。
 今年は元旦早々に葬儀社さんより事前相談で紹介させていただいていた方のご逝去のお知らせの電話を受け、気が引き締まりました。

 とはいえ、やはり普段かかってくる営業のような電話は全くないので、作業ははかどるはずなのですが、わからない所を問い合わせしたくても、お正月が明けてからでいいか…と、なかなか思うように行かないので、自分だけでできることをしようと、パソコンのデータ整理をせっせとやっていました。

 2年前からたまっている、あちらこちらに散らばったデータを整理するのは意外と大変で、今でもすっきりしたとは言えない状況ではありますが、気持ちは少し軽くなりました。

 今年は「整理」で始まったので、今までよりもすっきり過ごせるようにと、今年一年の目標にしたいと思います。

今年の目標は・・・。

  新年明けましておめでとうございます。

  本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  「また、お隣と間違えられたかな」時計はすでに午前11時。
  いつも朝1番に届いていたはずなのに・・・。
  思わず受話器を手にしたが、思い直してもう1度郵便受けに手を入れると、今度はありました年賀状が・・・。
 
  元旦の朝、年賀状を受け取るわくわく感は格別です。
  と言っても当方が書くのはこれからです。
  頂くのは元旦、書くのも元旦、それもこれからといささか矛盾を抱えておりますが、年賀状は年1回の近況報告とばかりに、元旦1日を費やして書く習性を一方的にお許し願ってのこと。

  頂いた年賀状も、皆様それぞれの近況報告が綴られておりました。
  女性の先駆者の近況報告は今年3月で85歳になられるが、全国を飛び回っているようなお忙しい中、趣味の陶芸展でアイデア賞を頂いたとのこと。1日7千歩のウォーキングは欠かさず、皆様のお世話するのは無理ですが、お誘いには喜んで参加しておりますのでとのこと。

  元気な賀状に小さな悩み事や疲れも一気に吹き飛んだ感じです。
  この気分を持続して昨年喪中はがきを頂いた友人にも、寒中見舞いで元気な近況報告をと、今年は年頭から元気印を掲げていく目標ができました。
  まずは永年の懸案だった足腰を鍛えることから始めます。

年末のご挨拶

2013年もあとわずか、今年も一年どうもありがとうございました。

 1年を振り返ってみて、今年もいろいろなご相談に対応させていただきました。
お身内に心配な方を抱えての事前相談から、ご逝去直後の事後のご相談、また将来のためのご自身の相談など、ご相談のタイミングや内容、環境はまさにひとそれぞれで、私共にはそれに対応する知識や対応力が必要になります。

 今年一年を通して、私も少しずつではありますが、色々な方にご協力いただき、勉強させていただきました。

 今年、私が受けたご相談では、ご自身で複数の社を調べているうちに、どこが良いのか、どうしたらいいのかと混乱した状況でセンターに問い合わせて来られる方が特に多かったように思います。
 このような混乱は今後、ますます増え続け、ご相談する方も十分に知識を付けた状態でご相談されることも多くなってくるでしょう。
 私もそれ以上の対応をしなくてはならない状況になるわけですから、来年もやはり勉強し続けることになるのは必須です。

 ということで、私の来年の目標も設定できました。

 センターの今年のブログは最後となりました。
 2014年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

気忙しい時期です。

 今日はクリスマスイブです。小さなお子さんは、サンタさんが届けてくれるプレゼントを楽しみにして布団に入った頃でしょうか。
 我が家では、子供も大きくなって、仕事やアルバイトで家族が揃わず、今年はついにクリスマスをやらない年になってしまいました。せめてケーキだけでもと思っていたのですが、なんとなく普通に一日が過ぎてしまいそれもナシに。
 年内に残されたイベント(?)は少しずつ進めている大掃除を終わらせることだけになってしまいました。

 そして、一週間後はお正月ですが、こちらも実家側の親戚に不幸があったので、お正月はやらないそうで、毎年恒例にしていたおせち料理を持参して実家でお正月を過ごすこともナシになり、年末年始の気忙しい思いをすることなく、ほぼ日常を過ごすことになりそうです。

 なんとなく、皆が忙しくしている時期ですが、ご家族に心配な方がいらっしゃれば、クリスマスやお正月どころではないでしょう。また、数日後にご葬儀を控えている方は準備に追われ、違った意味で忙しくされていることと思います。
 
 ご葬儀を控えていらっしゃる方は風邪などに気をつけて、大切なご葬儀で体調を崩されませんよう、ご自愛ください。

大掃除

 気が付くと、もう12月も半ばの週に入りました。今年は10月、11月が例年より暖かかったせいか、12月に入っても師走の感覚がなく、先週末に行った毎年恒例の忘年会でやっと年末気分にスイッチが入った感じです。

 年末といえば、主婦にとっての大仕事、大掃除がありますが、今年はどこまでやれるのやら。毎年11月ごろから少しずつはじめ、年内には終える予定の大掃除ですが、今まで最後まできちんと終わったためしがありません。玄関、水周り、台所、ベランダだけは毎年徹底的に磨きますが、それ以外のところは結局見ないふりをして新年を迎えてしまいます。

 今年はパソコンのデータの大掃除もしてみようか…。多分、これが一番やっかいです。画像や資料、作りものがどんどん溜まっていき、収納場所も、その時に使いやすいところへ保存するので、あっちこっちに散らばっている状態です。しかも、一つのデータに複数の材料が入っていたりするものですから、それも分割して整理する必要があるので、そうとうの時間がかかりそうです。
 資料を探すのに時間がかかって、仕事に支障が出てしまうようになる前に。
 家の大掃除よりも先にやった方がよさそうです。

もう、年末の準備ですか…。

 先日、実家の母から、喪中はがきを作ってほしいとの依頼がありました。夏の始め頃に親戚が亡くなり、今年は喪中はがきを出すとのこと。
 頼まれた時には、気が早いなと思っていましたが、近くのスーパーやコンビニなどでも年賀状受け付けのチラシが置かれはじめ、ちょっと前まで暑かったのに、もうそんな時期なのか…と改めて気づき、そう思ったとたんに、まだ2カ月もあるのに、なんとなく年末の気忙しさが始まった気になってきます。

 年賀欠礼のはがきは、11月中くらいに出すのがちょうどいい頃でしょう。私のように、毎年年末ギリギリになって焦って年賀状を作る人もいれば、11月ごろからきちんと準備をされる人もいます。
 11月から準備をされる方にとっては、年賀欠礼のはがきは早めに届いた方がありがたいわけですから、私も母から頼まれた喪中はがきは、優先的に作って、なるべく早く持って行ってあげなくてはと思っています。

 我が家にも、ここ数年、毎年何通かの喪中はがきが届くようになりました。遠方で、何年ものあいだ年賀状だけのお付き合いになってしまっている友人から喪中のはがきが届くと、年に1度のお互いの近況を伝える手段となっている年賀状を送れないのが少し寂しい気がしますが、わざわざ寒中見舞いを送ってでも伝えたいというほどの近況でもないので、ごあいさつや報告は翌年に持ち越しです。

 ここに来られた方の中には、今年は喪中はがきを送らなくてはならない方も多いかと思います。是非、早めのご準備を。