事前相談を迷われている方

 以前、ご対象の方からみて義理の息子というお立場の方からの事前相談に対応させていただきました。ご相談者は義理の息子といっても次女様のご主人で、万一の際に葬儀を仕切るのはご長女様。最初にセンターに相談された時点では、ご長女様が事前に葬儀の事を調べるという行為をどう思っているのかもわからないという状況だったことから、自分のような立場でまだお亡くなりになっていない方の葬儀について調べてもいいのだろうかとのご心配がありました。
 この時は、ご相談者がご納得される程度まで調べておいて、ご家族で葬儀についての話し合いが行われた時に、ご長女様の様子をみながらお話しを切りだしてみてはいかがでしょうかとご案内しました。
 その後、ご家族で話し合いが持たれ、ご長女様も事前相談についてはご理解をされていらっしゃったとのことで、事前相談もそのまま進むことになり、後日、ご紹介させていただいた葬儀社にてご葬儀が執り行われました。

 葬儀の事前相談は、相談される方のお立場や、ご家族の考え方などにより、ご自身が思うように進められないこともあるかと思います。
 メリットは多くありますが、「まだ亡くなっていないのに葬儀のことを考えるなんて」というお気持ちも問題が大きいのでしょう。

 先日も、「自分が葬儀の事を調べていることを家族に知られたくないので」というご相談がありました。
 センターでは、ご相談者のご都合のよい連絡方法に従ってご相談のやり取りを行いますし、こちらからは必要以上の連絡は致しません。また、ご紹介した葬儀社についても、ご相談者からのご要望が無い限り、直接ご相談者へ連絡することはありませんのでご安心いただければと思います。

 万一のことが起きた時、少しでも葬儀や葬儀社について知っている人が身内にいると、不安は軽減されるのではないでしょうか。
 色々な考え方がありますので、一概には言えることではありませんが、お身内の方が心配な状況になり、「不安」を感じられた場合には、葬儀についてのぼやっとした不安だけでも取り除いていただくのは、万一のときに落ち着いて考えることができるために有効なのではと思います。

トラブルにならないように・・・。

 先日、知り合いのお店で店長と話しをしていたところに一人の女性が入ってきました。

 お客さんではなく、店長に用事がある方のようだったので、私は少しはずして離れたところで商品を見ていたのですが、小耳に入ってきた話しによると、数ヶ月前に看板に店名を入れる契約をしたのでその集金に来た方のようです。
 その女性が、「1カ月3千円なので、3月・4月・5月の3カ月分で9千円です」と話すと、店長は首をかしげて、「1カ月3千円??そのようには聞いていないと思うんですが…」と。すると、その女性は、それに対して納得できる説明をするでもなく、「1カ月3千円です。ここにハンコを押してもらってますから、3カ月分の領収書も持ってきましたし。」と言い、少し不信感がありながらも店主は9千円を支払って、「では、これで解約したいんですが」と伝えると、それには快諾し、「では、5月いっぱいまでで」と言って帰って行きました。
 店長は納得がいかない様子です。
 その女性が帰った後で話しを聞くと、たしかに3千円とは聞いたけれど、1カ月3千円とは聞いていない、それだったら最初から断っているような話しだし…と。しかも、3月4月の分はわかるけど、なんで5月分まで集金して行ったのかもわからない…ということでした。
 あとでオーナーに相談してみるということでその話は納得がいかないまま終わったのですが…。

 それにしても、「ハンコをおしてもらってます」と出すタイミングに、なんとなく違和感が…。さも、『いろいろ突っ込まれる前に証拠をつきつける』みたいな…。都合が悪かったのでしょうか…?と疑いたくなるようなタイミングでした。

 典型的な「言った・言わない」というような話しですが、これはどの業界においてもトラブルの元になるものだと思います。

 特にご葬儀では、お身内の方が亡くなったことに加え、今までのご看病疲れや様々なご心配・不安が大きく、不安定な状態で葬儀社さんの話しを聞き、判断をしなくてはならないことがあります。
 もし、日程に余裕がある場合には、詳細の打ち合わせは翌日にしてもらうなど、少し冷静になられてからにしてもらうようにしていただければと思います。

 葬儀見積書の日付がご逝去日の翌日になっている場合など、センターから葬儀社さんへ問い合わせをすることがあるのですが、そのような場合にはたいてい「喪主様が大変お疲れのようでしたので、詳細の打ち合わせは翌日にすることにしました」と、ご家族の様子をみながら対応してくれています。

 更に、センターでは、「言った・言わない」などのトラブルを未然に防げるように、専用の確認書を用意しています。 
 これは、ご依頼者・葬儀社・あさがお葬儀社紹介センターの3者間で確認をとれるもので、ご依頼者がきちんと説明を受けたと納得された状態で署名をしていただくものになっています。

今年やり残したこと

 本日は、ご相談者の声と、サポート事例を更新しました。ご相談者の声に表示されるアンケートの形式にして2年近く、サポート事例を作成するようになって1年ほどが経ちます。

 この二つは、時間が経てばたつほどたまっていくことになるわけですが、そうなると早いとこルールをつくって整理していかないと収拾がつかなくなりそうな感じがしてきています。その場しのぎをしたいところですが、更新をするたびにその感が強くなっています。
 もっとも、内部での情報整理が目的というよりも、これをどう活かすのかということのほうが大事ではありましょうが。

「これからご葬儀を考える方や、ご葬儀・葬儀社などに対して不安を持たれている方の参考になると思いますので」ということでアンケートへの回答のみならず、内容のHP掲載にご協力いただいていますので、その趣旨に沿ってより整理した形で提示できるようにしたいと思っています。

 サポート事例のほうも、「相談する人にとって見通しがつきやすいように」ということで、スタッフが慣れない文章作りと構成に頭を悩ましている状況ではありますが、この目的に沿って、複雑になりすぎないように、よりご相談者が知りたいような流れに絞った形で提示できるようにしたいと思っています。

 いづれにしましても、来年の早いうちには片付けてしまいたいところです。

斎場の管理

 最近、斎場や賛同葬儀社さんの所へおじゃまさせていただき、いろいろとお話しを伺っています。
 先日、自社斎場を保有している葬儀社さんへおじゃました際に聞いたお話しで、
「以前は自社斎場を他の葬儀社さんでも使えるようにと、貸斎場として運営していたのですが、今ではそれをやめて、自社のみで使うことになりました」というところがありました。
 理由を聞くと、よい葬儀社さんにつかっていただくのはよいのですが、逆にクレームが出るようなご葬儀だった場合、ご喪家の方にとっては会館=葬儀社となって、実際には自分達はそのご葬儀の施行に関わっているわけではないのに、自社の評判まで下がってしまうようなことがあるので、とのことでした。
 そこの会館で葬儀を行ったご家族が、後日会館の前を通った時に、「ここの葬儀社・・・・。」と身に覚えのないクレームで戸惑われたそうです。

 たしかに、ご喪家にとって、葬儀を行う斎場を決めたりする頃というのは、慌ただしい葬儀準備をするなか、一番最初に決めなくてはならないところですので、公営の斎場や寺院の斎場ならまだしも、葬儀社が運営している斎場の場合、きちんとした説明が無い限り、会館=葬儀社と思われても仕方のないことなのかもしれません。

 以前、寺院の保有する斎場をおじゃまさせていただいたとき、
「基本的にはどの葬儀社さんでも使用していただけますが、使用できない葬儀社があります。」とお話しされた斎場がありました。
その斎場は、とても管理が行き届いていて、築15年以上経っているとは思えないほどきれいに保たれていました。
 使用できない葬儀社さんとは、たとえば、ご遺体を安置して、線香・ローソクをつけたまま挨拶もせずに帰ってしまうような・・とか、斎場の備品を雑に扱うところ、とか・・。
具体的な社名はお聞きしていませんが、内容を聞いただけでも、当たり前のことができないところということです。
 他の斎場などでは、注意する程度で済ませてしまうかもしれませんが、こちらの斎場では、そのような葬儀社は使用を禁止していると、徹底されていました。

 斎場を管理するところが、斎場をなぜきれいに保つかというのは、やはり葬儀で使われるご喪家やご会葬の方に2日間快適に過ごしてもらいたいという思いから来るものだと思います。このような当たり前のことができないところは、よい葬儀はできないのでは・・ということなのでしょう。

 貸し式場を運営している側にもご苦労があるようです。

事前に相談してもいいのでしょうか・・・。

 ご相談の当初、「まだ亡くなってはいないんですが、葬儀の相談をしてもいいのでしょうか」とお問い合わせをいただくことがあります。
 葬儀について事前に相談することは縁起でもないことかもしれないと思われている方、また、まだ生きているのに葬儀の準備をするのは心苦しいのですが、とおっしゃる方など、葬儀の事前相談に抵抗はあるけれど、やはりどこか気がかりになっているというご心情なのでしょう。

 事前相談は、物理的に葬儀の準備を進めるものではありません。気持ちの上で葬儀に対する不安を取り除くための手段であると思います。

 葬儀に対する心配や不安は、特に初めて葬儀を出すことになる方にとってはとても大きなもので、ご看病をしながらでも常に「万が一のことが起きたらどうしたらいいのか」ということが頭の中にあるのではないでしょうか。

 以前ご相談で、お母様がご入院中というご長女の方からの事前相談を受けました。インターネットで葬儀について調べていたところ、当センターのサイトを見つけて、相談をしてみようかと思ったとのことでしたが、この方もご相談当初は事前に相談をすることについて、「まだ入院している状況ですが葬儀のことを決めたりしてもいいのでしょうか」と少し戸惑われていらっしゃいました。
 話しを進めていくうちに、ご自身が抱えていた漠然とした葬儀についての不安なことが何なのかということが具体的にお分かりになってきたようで、一つずつご理解され、その結果、ご紹介した葬儀社と面談をして、万一の際にはその社に依頼することを事前にお決めになりました。
 ご葬儀で立ち合いに伺った際に、相談をされたご長女様から「事前に相談して葬儀社を決めておいたことは本当によかったと思います。葬儀社を決めた後からは、葬儀のことを気にすることなく母の看病ができました」とお話しされていました。

 事前相談についてはいろいろなお考えがあると思いますが、私の経験上では「事前相談なんてしなければよかった」という声は一度も聞いたことがありません。

 事前相談に抵抗のある方なども、葬儀について考えなくてはならない状況になった時に、「どんなものなのか」くらいの感覚でもけっこうですので一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

一緒に整理していきましょう。

 最近、「自宅に連れて帰れない場合、葬儀まで何日も待たされることになったら、普通はどうしているのか」というご相談を立て続にお受けしました。
 ご安置できる施設があることを知らず、ずっと心配をされていたようです。ご葬儀の日まで、きちんとご安置できますとご案内し、安心していただきました。

 ご相談では、「常識的なことなのかもしれませんが」とか「こんなことを聞いていいのかわかりませんが」などとおっしゃり、ご心配されていることについて、ご相談者の方が「こんなことを聞いたら恥ずかしいのかもしれない」などと思われているような場面に出くわすことが度々あります。

 ご葬儀のことについては、喪主の立場を何度も経験をする人のほうがめずらしいことです。
 初めて経験される方、また、経験をしたことはあるけれど、何年も前のことでよく覚えていなかったり、状況・環境が変わっていたりするので、わからないことや不安に思うことなどは、あって当然のことで、私たちにとっては、どんなに小さな疑問や要望でも、聞いていただいた方がありがたく思います。

 その時には小さな疑問だと思ってうやむやにしていたことが、いざ、ご葬儀を終えたときに大きなシコリになってしまうということにもなりかねません。
 また、常識的なことといわれていることでも、万人に通用することではない場合もあります。
 
 私たちは、疑問に思っていることやご要望をお聞かせいただき、整理をするためのお手伝いをさせていただいています。
 疑問に思ったことや不安に思っていることは、可能な限りお知らせください。
 
 私たちは、「一度しかないご葬儀に不満を残してほしくない」と思って活動しています。

ご縁続きで・・・。

 ご葬儀では、様々なご縁に出会います。

 ご縁を大切にしていただいて、以前のご葬儀の時にお世話になった葬儀社さんに、今回もお願いしたいとの問い合わせを時々いただきます。

 先日も7年ほど前、当方がご紹介した葬儀社さんにご葬儀を依頼された方から、真夜中にお電話がありました。
 当時お元気で活躍されていらっしゃったお母様の急なご不幸のお知らせと、以前と同じ葬儀社さんへのご依頼でした。
 毎年年賀状をいただいておりましたので、お名前をお聞きすると同時に、立会いにお伺いした当時のことが思い出され、前回との比較をお聞きするだけでもご要望のご葬儀全体像が浮かんできました。
 これもご縁の賜物かもしれません。

 また、お身内のご葬儀で霊安室名簿からまったく面識の無い葬儀社に決めて高額な請求をされ、周りにご迷惑をかけてしまった経験から、当ホームページを読まれて一人で悩むよりセンターに相談してみようと決心され、お父様のご相談をされた方から「何かのご縁であさがおさんとご紹介の葬儀社さんと知り合えて、家族として立派な式ができたことに感謝しております。これもまじめだけが取り柄(たばことお酒では苦労しましたが)の父の日ごろの行いがよかったからかね!?と母と話しております」と葬儀後にお便りをいただいたこともありました。

 「母はこういう葬儀がしたかったんです。ありがとうございました」
 本日、立会いにお伺いしたご喪家のご主人は、センターがご紹介した葬儀社さんにお決めになった理由を、担当者の方がご遺族の気持ちを汲み取って、終始ご喪家の立場に立った提案やアドバイスをされたことにあると語ってくださいました。
 他数社の担当者の方が自社のプランの説明に終始していらしたところに違いがあるとのこと。
 お父様を静かにお身内だけでお見送りしたいというお母様のイメージしたとおりのご葬儀ができましたと、大変喜んでいただけたようです。
全面的な信頼を寄せていただき、これを機会に新たなご縁が生まれる予感も致します。

保留の理由

 「お手配まで進めていただいているところではございますが、しばらくペンディング(保留)ということで、ご了解いただければ幸いです」
 新年早々に、上記のメールをいただき、ホッといたしました。

 通常のビジネス用語としては、かなり否定的なニュアンスをもたらす言葉ですが、ご葬儀の進行状態の中では、うれしいニュアンスも込められています。

 昨年の5月に最初の事前相談をいただき、メールのやり取りで見積りをお取りし、ご検討いただいているご相談者からの久しぶりのご連絡でした。

 この前にご連絡を頂いたのはお見積りをお渡しした1ヶ月ほど後のことでした。
 お悪かったお母様の病状が回復の兆しを見せ始めたので、「将来、そういう場合が参りましたら、その際にはあらためてご連絡をして、打ち合わせた通りに進めさせていただきたい」旨ご連絡を頂いてから半年。
 ずっと小康状態を保っていらっしゃるとのこと。
 もうしばらくはこのままかと思われていらっしゃるご様子に、思わず今は出来るだけお母様とのお時間をお取りいただくようこちらからも改めてご伝言申し上げた次第でした。

 ペンディング宣言から8ヶ月、残暑厳しい最中、メールをいただきました。
 お母様のご様子が思わしくなく、「以前の見積り内容は今でも有効ですか」とのお問い合わせに、「大丈夫」との葬儀社の担当者の言葉をつなぐ間もなく、ご逝去の報が入りました。
 ご病状を伺ってから1年4ヶ月よく頑張りましたね。
 いつの間にか、こちらも身内の不幸に出会ったような気持ちになっていました。

 事前のご相談を伺っていると、途中から対象者の方の病状が快復に向かい、ご相談者からペンディングをご希望されるケースに出会うことがたびたびありました。
 私たちは「いのち」に一喜一憂しています。
 どんなに先延ばしされ、保留されても動じないのも「いのち」です。
 時として「いのち」の不思議を感じます。

提案力

 「4軒も断られたんですけれど・・・」
 電話口の方は、一瞬耳を疑ったかのように聞きなおされたとのこと。
 ご自宅でのご葬儀を希望されたのですが、ことごとく葬儀社に断られ、途方にくれていらっしゃったご様子のようです。
 「大丈夫ですよ」ごく普通にお答えしたのですが、あまりにあっさりと承諾したので、電話の主は少しの警戒心を持ちながらも、ホッとされた安堵感で堰を切ったかのように事情を説明され、ご要望をあれこれとお話されたそうです。
 勿論その後のご葬儀は無事滞りなく執り行うことができたことはいうまでもありません。
 これは先日、葬儀社の担当者から伺ったお話です。

 少し前までご自宅でのご葬儀はあたりまえでしたが、都会ではいつの間にかごく少数派なってしまい、最近では葬儀社の方もお断りするケースが多くなってきているようです。
 葬儀社もご自宅での葬儀経験がないところが増え、煩雑さをさける傾向にあり、何よりも提案力が弱くなって来ているとベテラン担当者は嘆いていました。
 
 ご相談が難題であればあるほどできないのではなく、できるようにあれこれと知恵を絞って工夫することが大事で、やり方ひとつで様々な方法が編み出され、新たな提案ができるはずなのに、面倒なことは始めから除外してしまう傾向にあるようです。
 
 ご葬儀は提案力こそが担当者の勝負になるはずと力説されていました。

 当センターでも、依頼者の方に様々な角度からお話をお伺いして、ご要望に適した賛同社をご紹介しておりますが、さらに担当者とじかにお話されることをお勧めしております。
 詳しい見積の説明もさることながら、特に複数の葬儀社からお話を伺う場合のひとつの目安として、ご要望に対する担当者の提案力も比較検討されてから決められては如何でしょうか。

最期を意識する時、ご自身の事前相談は・・・?

 先日,朝日新聞に「水戸黄門」の名脇役の入川保則さんが余命半年を宣告されていることを明らかにされ、残された時間を精一杯生きることをお話されている記事が掲載されていました。
 すでに葬儀社の手配も済ませていらっしゃるとのことです。

 最近ではご自身の事前相談をされる方を、時々当センターでもお見受けします。
 ご自身の最期はご自分のお気持に忠実で、ご自身の意志を貫いてとのことですが、このご相談もある意味お元気だからこそできるのではと思っていました。
 
 ご病気でお気持が萎えている時はなかなか難しいのでは・・・。余命が宣告されても奮い立たせることができる方は普段どんなお気持で過ごされていらっしゃるのだろうか。

 丁度1年ほど前、50代の女性の方からご自身の事前相談を受けたことがありました。
 体調が悪くなったら入院しますのでとメールのやり取りでは終始冷静に対処され、ご紹介した賛同社の担当者からもお元気そうでしたとの報告を受け、大分先のお話になるのではと勝手に想像しておりました。
 知らせを受けたのはそれから1ヶ月後でした。事前にご自身のご葬儀を見事に割り振りされ、有終の美を飾られたようです。

 最近、見積りをお送りして5ヶ月ぶりにご連絡を頂いた方がいらっしゃいました。
 遺言でこれからご家族に報告しておきたいので、細部を最後に確認されたいとのこと。
 自分のことなのでとご自身で納得がいくまでご質問され、最後晴れ晴れしたお声で電話をお切りになりました。
 その日1日こちらも晴れ晴れした気持を頂きました。