ゲリラ豪雨

 今年はゲリラ豪雨が例年の3割増しになりそうだとか…

 東北方面では大きな被害が出ているとのこと。堤防の決壊や土砂崩れで避難勧告もでているそうで…

 十分にご注意ください。

 数年前、私も、何度か突然やってくる豪雨に遭遇してしまい、ひどい目にあったことを思い出しました。
 傘も役に立たないほどの大量の雨は、前に進むのも一苦労でした。
 そのとき学んだ小さなこと…

 バッグの中に、大きなビニール袋を一枚入れておくこと。

 最悪、自分は濡れてしまってもなんとかなりそうですが、バッグとバッグの中身が濡れてしまうのは本当に困ります。

 手帳に書いてある文字はにじんでしまうし、紙はヨレヨレ。残念なことに私の携帯は防水ではないので、これも心配。

 お財布やポーチなど、バッグの中には絶対濡らしたくないものばかり入ってます。

 大雨に遭遇してしまったときは、周りからの見た目を気にせず、大きなビニール袋にバッグを入れてしまえばとりあえず、ひと安心です。

 先日、雨雲に追いかけられました。

 駅に入ったとたんに、いきなりの大雨、ギリギリ、濡れずにすみましたが、電車に乗って次の駅に着くと、その駅では乾いた地面に雨がポツポツと落ち始め、そして電車が発車する。

 次の駅も、その次の駅も…

 そして、目的地の2駅前で雨雲に追い越されました。
 
 そのときは大雨ではありませんでしたが、バッグに入れてあったビニール袋にバッグを入れて、安心して帰りました。

 これから先、豪雨の雨雲はどこにやってくるかわかりません。

 皆様、十分にご注意ください。

明るく包み込むような安心感。

 以前セミナーで「出会った第1印象は相手の脳裏に1年も残るので、その影響は大きく、しかも出会って3秒~5秒が勝負になります。電話でも感じが良いなと脳裏に残るのは最初の2~3秒で決まります。まずは隣の席の方と10秒間、自己紹介してみてください」と突然言われ、面食らったことがありました。

 また、「人は見た目が9割」というベストセラー本も話題になり、益々相手にどう受け止められているか不安材料が増す世相になってきているようです。
 
 究極のサービス業とも言われている葬儀社の担当者の印象もご喪家の満足度の高さに大きな影響を与えています。
 そんな中、担当者の中でも特にアンケートや人づてで評判の良い方は最初にお会いした印象が驚くほど似ていることに気が付きました。
 皆さん、年齢・姿は違えども依頼者やご喪家との最初の出会いで、明るく包み込むような安心感を抱かせていらっしゃるようです。

 心が不安定な中で、一番頼りにする担当者の第1印象は強烈です。
 その極意をあるベテランの担当者は短い時間でいかに懐き懐かれるかに掛かっていると話された。

 カルチャースクールの講師をしている知人が最初の授業でびっくりしたことは、中高年の生徒さん全員が口をへの字に曲げて御挨拶もされない姿だったとのこと。
 思わず我が身を振り返り、以後必ず鏡の前で口角を上げ、にっこりしてから家を出るようにしているとのこと。
 
 ベテラン担当者の域に到達するのは難しいが、私も鏡に向って口角を出来るだけ上げ、スマイル動作からなら始められそうです。

宗教観を踏まえたご葬儀のあり方を…。

 「5年前の母の葬儀と同様に、無宗教葬で父の葬儀もお願いします。母の時は大好きな音楽とナレーションで綴ったご葬儀でしたが、父の場合はゆったりとした時間を思い出のお話を中心に進行していただければと思います」。

 思わず事前相談かと錯覚を起こすほど電話口での口調は穏やかでした。
 病院から搬送された御遺体はすでにご自宅にご安置されていらっしゃるとのこと。

 早速にご葬儀の手配を整え、受話器を置くと同時位に新たなベルが鳴りました。

 「49日に戒名を付けて納骨と言われたが戒名代ってこんなに掛かるのですか。戒名って何ですか。納骨式はこの何分の一以下で済むと思っていたのですが・・・」。
  
 伺った戒名代はセンターの賛同社が手配する戒名付きのお布施代の倍以上。
 確かに少し高いのでは・・・。

 宗教には関心が無いが、数年前にセールス熱心な石屋さんに根負けして、千葉のお寺さんのお墓を購入。
 このたび、お母様が遠方の老人ホームでお亡くなりになり、ご葬儀はそちらで済ませたが、いざ納骨という段になり、お寺からは戒名が必要と助言されたとのこと。

 お寺のご近所の方に伺うと、このあたりはくだんの戒名代が相場とこともなげに言われたたが、すでにご葬儀での出費で予算が無いのでどうしたものかと。

 昨今は地方から都会に移り住み、ご自宅には御仏壇も無く、葬儀で言われるまで、宗教について考えたこともない方が増えています。
 更にはお近くに頼れる御親族も無く、お知り合いの壇信徒の方もいらっしゃらないケースも出てきています。

 「お寺サイドはあくまでお志でとしかおっしゃらないでしょうが、この際実情を申し上げて交渉されては・・・。その結果をご相談しましょう」と申し上げましたが。

 立て続けのお電話を受け、これから特にご自身のご葬儀を考えるにあたり、従来通りの右倣えではない宗教観を踏まえたご葬儀のあり方を、一考する時期に来ているのではと考えさせられました・・・。

社会を明るくする力

 今朝目覚めた時には運よく、まだ、なでしこジャパンの戦いの最中でした。後半の途中から見だして、PK戦での勝利までリアルタイムで観戦させてもらいました。やはりこうしたものはリアルタイムに限ります。
 
 そういえば、最近はニュース番組でさえ録画して興味がありそうなところだけ見るような始末で、よほどの大事件でもないとリアルタイムでテレビを見ることも少なくなってきました。(ビデオがなかったときは、テレビの時刻に合わせて日常のリズムができていたような記憶が・・・そんな時代も懐かしい)

 それにつけてもスポーツの(一部でしょうが)キラーコンテンツぶりが変わることはないでしょうし、現状、悲しいかな、社会を明るくする力のあるものは、それほど多く見当たらない感じです。

 なでしこジャパンの優勝をきっかけに、復興五輪に弾みがついていけばと思います。

この地の新盆は第2のご葬儀とも呼ばれています。

 梅雨が明けたと思ったら、早くもお盆の季節がやってきました。

 お盆はその地により7月であったり、8月であったりと複雑ですが、実家の遠州地方は町内によって違うはめになり、新盆で伺う時には確かめてからでないと大変です。

 さて、皆様は「盆義理」という言葉を御存知でしょうか。
 子供の頃から耳慣れたこの言葉も、遠州地方独特のものであったことは、後になって知りました。

 この地の新盆は第2のご葬儀とも呼ばれ、新盆のお宅では祭壇や提灯を極彩色に飾りつけ、両脇に親戚一同からの籠盛がずらっと勢揃いする風景がご葬儀以上に華やかな様相を呈しています。

 飾りつけだけでなく、ご葬儀にお出になられた方は再び「盆供」と書かれた不祝儀袋を片手にお伺いする慣わしになっています。
 1年間にご葬儀で伺ったお宅をお盆の日にまとめて伺うため、あちこちで車の大渋滞が起こり、暑い日差しの中を黒服姿が目立つのも、いつか夏の風物詩のように、こちらでは捉えられているようです。

 ご葬儀に伺えなかった方も、「盆義理」に駆けつけることで義理を果すことができることになり、むしろに伺えないと義理を欠くことになるとご葬儀以上に気を使うのが、「盆義理」です。

 しかし、今年のお盆はいつもの年とは異なります。
 東日本大震災で命を落とされた方々の新盆はどのようにお迎えし、お送りされるのでしょうか。
 お身内だけでひっそりとでは寂しすぎます。
 せめてお盆の間だけでも大勢の知人友人と再会され、少しでも安心されて旅立ってほしいものです。

 そのためにも8月の旧盆には被災地の方々が是非「盆義理」を知って、出来るだけ多く取りいれてくれることを願っています。

生きる力を考えさせる作品です。

 あの衝撃の日から早くも4ヶ月が過ぎてしまいました。
 周りの復興が目に見えてくるに従い、かえって被災地の皆さんの気持は整理がつかないまま、多様に揺れ動いているようです。

 お1人お一人の心の傷をどのようにしたら少しでもケアができるのだろうか。

 特に震災の場合はどこに気持をぶつけてよいのか分らないまま、御家族を始とした思い出のもの全てを失った責任の矛先を、今度は自分にむけ、罪悪感にさいなまれる方が増えているとの報道には、正直返す言葉が見つかりません。
 
 そんな折、久しぶりに先日バレエの「瀕死の白鳥」を鑑賞する機会を得ました。

 この「瀕死の白鳥」は、死に瀕した一羽の白鳥が最後の最後まで生きることを諦めず、静かに死を迎えるまでを肉体のみで表現する2分余の小品ですが、いつも踊りを観終わった後は不思議なパワーをもらっていました。

 倒れては起き上がり、生への闘いを挑み続ける作品、悲しみを静かに受け入れながらも凛とした強い意志を持った作品と、ダンサーにより表現方法は違えども、観客にこれほど、生きる力を考えさせる作品も珍しいのでは・・・。

 言葉ではなく、自分自身に照らし合わせて観ていただくためにも、被災地の方々に是非観ていただきたいと思いました。

 来る8月15日にはバレエ界の有志によるチャリティーでも取り上げられる予定とのことですので・・・。

 各地で、昨日梅雨明けをしたそうですね。

いつもは夏休みの直前頃まですっきりしないジメジメした陽気が続いていた気がしますが…
今年は例年より少し早い梅雨明けのようで、今度は水不足が心配になるのでしょうか?

梅雨入りの少し前に、気に入った傘を買いました。
天気予報で雨のマークがあると必ず持って出かけるのですが、 今年はあまり傘の出番がなかったようで、少し残念に感じています。

先日、雨も降っていない、いいお天気の日の夕方に虹を見つけました。

思わず「あっ!虹!」と大きな声を出してしまい、一緒にいた友人や近くを歩いていた人に驚かれてしまいました。

虹を見たのはどれくらいぶりだろう…

意識して空を見るようになってから初めてのような気がします。

やっぱり上を向いていると得した気分になれます。

辺り一面オレンジ色になる「夕焼けスポット」も見つけました。

何度かカメラを向けたことがあるのですが、太陽がまぶしすぎるのと、カメラの性能と私の腕が足りないようで、なかなか思うように撮れません。

ですが、これからしばらくは日も長く、晴れた日も多そうなので、夕焼けの撮影チャンスはまだありそうです。

これから本格的な夏がきます。
体調を崩しやすい時期でもあるので、皆様もお身体を十分にご自愛ください。

親戚同士の絆

 ご葬儀では時として、ご家族よりもご親族の意向が優先されるような場合も出てきます。
 普段のお付き合いが薄くても、ご葬儀となると親戚同士の絆が急に復活されたように浮上してくるケースも度々耳にします。

 先日も「家族は無宗教葬を希望なのだが、親戚の手前、ごく一般的な仏式にして、読経は形式だけで良いので、できるだけ経費を抑えたい」との御相談を受け、お坊さんの派遣センターへの選択をアドバイスして、ご葬儀を無事終える事ができました。

 それだけに、もてなしをされ、ご会葬の皆様からの「良いご葬儀でした」の一言に胸を詰らせ、アンケートでご報告される方もしばしばいらっしゃいました。

一方で、ご家族だけでお見送りされるつもりでいらっしゃった方が直前になり、「病院へのお見舞いもお断りしていたから、ご親戚や友人の方々には最期のお別れをしてもらおう」とご会葬をお願いされたケースがありました。
 通夜の晩、遠方から駆けつけた御親族の方々10数人が、斎場の広間に貸布団を敷きつめてお休みになられました。
 「なかなかこうした機会もないので、かえって合宿所のような1晩が思い出深く心に刻みこまれた気がします。父が皆をより一層仲良くさせてくれた時間に思えます。翌朝、バケツリレーのように次々とお布団の山が築かれたのは圧巻でした」とご報告いただきました。

 良くも悪くもご親戚を意識されるのは、ご葬儀を置いて他には無いのではと思わせる程でした。

向上心を持ち続けて…。

 無農薬の野菜と手打ち蕎麦のレストラン、職人館の窓の外は見渡す限り一面の田んぼです。
 その田んぼからの心地よい風が頬を撫でる中、先程から女性4人のおしゃべりはつきません。
 4人の年齢はバラバラですが、歳を忘れてあの話この話と、話題には事欠きません。

 取り分けお元気なのは最年長で御歳95歳の友人のお母様。
 色白なお顔にトルコ石のネックレスとイヤリングが映える姿、張りのある声につられていつの間にかこの大先輩に向っても、友達感覚で話し込んでいました。

 毎日の畑仕事と地元信州の四季をちぎり絵で描くのを日課とされていらっしゃるとのこと。
 姿勢の良さ、メリハリのある声、記憶力の良さ、どれも「さすが」の一言ですが、
 更なる向上心を持ち続けてお仕事に励んでいらっしゃる事こそ長寿の秘訣では・・・。

 いつまでもお元気で。
 麦藁帽子を借りてもいださやえんどう、家に持って帰り、大変美味しく頂きました。
 来年も頂きに伺います。

 昔から「孝行したい時分に親はなし」と言われ続けてきましたが、私も年配の御婦人をみるとちょっぴり心が痛みます。
 それが母の晩年を傍にいてあげられなかった娘の唯一の心残りとなっているので。

節電

 蒸し暑い日が続くようになってきました

そろそろ、「夏」がやってきます!
今からこんなにムシムシ暑くてこの先が思いやられますが、
今年の夏はやはり節電!

エアコンの力には極力お世話にならないようにがんばってみようと思っています。

今までは普通に頼っていたエアコンですが、全く使わないのはムリとしても、
使うのは少しだけ・・と。

今、エアコンの変わりにお世話になっているのが「水枕」。

ぬるくなったら中身を替えるだけでまた冷え冷え。

今まで気づかなかったわけではないけれど、エアコンに頼りきっていたときには
「めんどくさい」から使わなかった。

でも、少しずつでもがんばっていくだけで、やっている「気」になっていく。
自分が調子に乗ってきたらしめたものです。

ただ、やりすぎは禁物。

ほどほどに、無理なく続けられるように、がんばってみようと思っています。