神奈川・茅ヶ崎市斎場での家族葬に立ち会いました。

 茅ヶ崎市斎場での会葬者15名ほどの葬儀・告別式に立ち会いました。ご喪家のご要望は祭壇の花を多くして見映えよく、しかもできるだけ費用を抑えてとのご注文でした。式場費が安く使い勝手が良いということから葬儀社の担当者はこちらを紹介したそうです。

 式場内の祭壇を置く周りが大理石でどっしりした感じなので家族葬用のこじんまりした祭壇も思わぬ効果を出しているようです。

 予定の会葬者15名のうち9名しかいらっしゃらなかったが式は定刻どおり始まりました。定員75名の式場なので真ん中だけ使用と言う形になりましたが、式場を少し暗くして照明を2灯両サイドから照らしたので、思いのほかガランとした雰囲気にならなかったようです。

 葬儀告別式が終わり繰上げ初七日の法要も終わろうとする頃、急に入口付近がざわつき1家族6名が飛び込んできました。日曜日で途中車の渋滞に巻き込まれ、にっちもさっちもいかなくなってしまったようです。取る物も取りあえずご焼香を済ませた皆さんはほっと安堵の表情を浮かべていました。

 最後のお別れ、お花入れの儀では後から駆けつけたお孫さん達が目を真っ赤にして柩のお祖母様にお花を手向け話しかけていました。傍で見ていても「何はともあれ間に合って良かった」と胸を撫で下ろしました。ストレッチャーに乗せられた柩が式場を後に火葬場に向う為長いエントランスに出ました。後に続くと雲ひとつ無い真っ青な空と小鳥のさえずりがいきなり目と耳に飛び込んできました。

馬込斎場での一般的な仏式の葬儀に立ち会いました。

 馬込斎場での会葬者30名余の葬儀・告別式に立ち会いました。通夜は喪主の会社関係者が大半で150名程でした。ご遺体は直接こちらの斎場ではなく、葬儀社の霊安室に中1日置かれ、通夜の日に運ばれました。葬儀社は安置料を無料にしてドライアイス料のみ頂いたそうです。

 依頼者は費用を抑えられるところは極力抑えたいとのご要望で、始めは花祭壇をご希望でしたが、備え付けの白木祭壇が3,700円で借りられるので結局こちらの方を選ばれました。

 会葬者数から第1式場を使用しましたが、間口が広く備え付けの白木祭壇だけでは両脇の供花が少ないと寂しい感じになりますので、葬儀社の担当者は祭壇上の広い空間に水引の幕を張って安定感を出し、供花の両サイドには御霊燈の提灯を置き、祭壇に奥行きを出したようです。ちょっとした工夫や並べ方でずいぶん違った雰囲気になりました。水引の幕は葬儀社のサービスです。

 出棺後は初七日の法要ができませんので、告別式の後、続けて行なわれました。こちらの斎場では収骨後そのままお帰りいただき、式場に戻れません。

 最後のお別れの儀はお身内だけで柩に花入れをしましたが、ロビーにお待たせしていた一般会葬者の中で場所を移動された方達がいらして、葬儀社の担当者が手分けして捜しに行くハプニングがありました。喪主のご挨拶の直前に戻られ事なきを得ましたが、傍で見ていても思わず緊張が走ります。会葬者の皆さん全員で柩をお見送りでき、ほっと胸をなで下ろしました。

葬儀や葬儀社情報をインターネットで集めてみると

 インターネットは便利です。その気になれば一日で、葬儀のことや葬儀社の大量の情報を収集することができます。
 
 となると、大量の情報をもとに適切な判断が導かれると思われそうですが、そう簡単なことではないことは、インターネットで情報収集をしたことのある人なら分かってもらえると思います。

 情報収集をすればするほど、かえって混乱してしまうというのが正直なところではないでしょうか。

 大量の情報に振り回されないための方法は、私の思いつくところ、情報収集する目的を明快にしておくこと、そして、質の低い情報は片っ端から捨てていくこと、だと思います。

 こういう言い方もできます。質の低い情報を見分ける眼を持っていないと、大量の情報に混乱させられてしまうということです。この眼をもってはじめて意味ある情報収集が可能というところでしょうか。

 それゆえ、葬儀のことや葬儀社の情報は、そのときになって収集する類の情報なので、わからなくて当たり前だと思うのです。しかも、情報を提供する側の多くが、情報を収集する人の意識に合わせて情報提供しているとは言えず、自分たちの都合で情報提供しているのですから、わかりにくさも倍増されているのが現状でしょう。

密葬の本来的な定義よりも大事なこと

 このブログでも「あさがお葬儀社紹介センター」のホームページでも、密葬を「身内を中心にした葬儀」という意味合いで使用しています。この理由は、一般の人(ご依頼者)の多くがこのような意味合いで理解していると思っているからです。

 これに対し、葬儀社の人の中には、依頼者が密葬と言う言葉を使うと、密葬の厳密な定義(本来は、本葬に先立ってするものが密葬という感じで)を依頼者に説明しだす人もいます。

 これはこれで、時と場合と状況が適切であれば意味のあることではあります。しかしながらそれよりも格段に大事なことは、依頼者が何を思っているかを理解することのほうなので、依頼者とこうした議論をしても意味はありません。

 依頼者が本当は何を考えているのか、望んでいるのか、これを理解できるようになるのは口で言うほど簡単ではないのですが、これができるところは葬儀業界に限らず、どの業界でもお客様(ご依頼者、消費者)に喜ばれるもの・サービスを提供できるところであることは間違いないでしょう。

 

埼玉・草加市の西往寺公明殿での葬儀に立ち会いました。

 会葬者25名ほどの葬儀・告別式に立ち会いました。公明殿斎場はご喪家の要望でした。但し、ご喪家の近所にあり、葬儀を執り行っているのを外から見たことがある位で、詳しいことはご存知なかったようです。こちらは専従の葬儀社が入っていましたが、ご喪家のご要望で当センターが紹介した葬儀社でやらせていただきました。

 祭壇は式場にセットされているものを使用しました。式場の間口が広く祭壇がシンプルなので供花の華やかさが目を引きました。故人はまだ60代の女性。ピンクと白の洋花を基調にした花が両脇に並ぶと花祭壇のようにも見えました。

 担当者は女性スタッフが中心となり、ナレーションから始まり、物静かな中にも厳かな雰囲気を出していました。後からきた会葬者にはさりげなく物音を立てないでイス席をつくり、気配りをみせていました。

 繰上げ初七日の法要を告別式に続けて行いましたので、火葬場で収骨後再び斎場に戻り精進落しになりました。

横浜市の送賓館斎場での家族葬に立ち会いました。

 会葬者14名の通夜に立ち会いました。依頼者は最初綱島駅北口にある斎場2つの何れかを希望していましたが、式場が大き過ぎたので、「家族葬でしたら」と葬儀社側がこちらのパンフレットをお見せすると、早速下見にいらして決められたようです。

 ご喪家の希望はできるだけ安くということでした。予算ぎりぎりでかなり葬儀社の担当者も無理をしたようですが、こちらが伺うや否や「綺麗な祭壇ができましたので見てください」と依頼者自ら案内され、大変満足された様子でした。黒塗りの祭壇にお花が映えて思った以上の効果が出たようです。

 葬儀社側としては、コースではなく、始め桐棺だったのを布棺に変更したように、一つ一つを選んで決めていただいていますとのことでした。

 「真夜中にすぐ病院に駆けつけてくれ、その後も色々相談に乗っていただいています。よくやってくれて大変感謝しております。」葬儀社の対応にホッとした様子がうかがえました。菩提寺が遠方なので、菩提寺からは戒名だけをいただき、葬儀社紹介のお寺さんに来てもらうことになりました。
  
 通夜の席でしたが読経の後、ご住職の講話に熱心に耳を傾けられ、会葬者の多くが涙していました。お一人お一人の想いが偲ばれるようでした。

※送賓館斎場の斎場案内は、送賓館のページになります。

家族葬とは

 家族葬に関する相談をよくいただきます。

 その場合、まず最初の質問は「家族葬とはどういうものですか?」というものが多いように感じます。

 家族葬の厳密な定義はありませんが、以下、Yahoo!辞書での解説(知識探索サイト・ジャパンナレッジ提供)がよくまとまっていますので、抜粋して紹介します。
 
 「故人の近親者および本当に親しかった友人だけで行う葬儀・告別式。かつては参列者の多い「本葬」に対して、小規模に行う葬儀を「密葬」といったが、現在は親しい友人を招く場合も含めてこうよんでいる。」

 そして、家族葬が増えた原因として高齢化を挙げています。

 「高度経済成長時代には会社勤めの現役中か定年後まもなくに死亡することが多く、会社の同僚などが中心となって葬儀を行うのが普通だった。しかし、高齢化社会となり、定年後20年もたって死亡した場合、会社には故人を知る人がほとんどいない。また、東京で暮らしている子供のもとに身を寄せた地方出身の高齢者の場合、近隣になじみも少ないことから、子供など近親者だけで葬儀を行うケースが増えた。」

千葉県での葬儀

 あさがお葬儀社紹介センターでは、ご依頼者のご要望の地域や斎場に精通し、葬儀実績のある賛同社が複数ある地域しか葬儀サポート地域にしていません。これにより、地域事情をよく把握していない遠くの葬儀社を紹介することを防ぐと同時に、葬儀社間の健全な競争による葬儀費用の低下とサービスの質の向上が行われます。つまり、責任を持って紹介できる地域を明確に示し、それ以外の地域では葬儀社紹介はしておりません。
 下記が千葉県におけるサポート地域および斎場詳細です。リンクをクリックしますと、当センターの本体のホームページの該当ページに飛ぶことができます。

我孫子市 市川市 印西市 柏市 鎌ヶ谷市 佐倉市 白井市 千葉市(稲毛区 中央区 花見川区 緑区 美浜区 若葉区) 流山市 習志野市 野田市 船橋市 松戸市

代表的斎場実例 千葉県 市川市市川市斎場 塩浜斎場 源心寺会館 所願寺・如意輪会館 中原寺会館 龍泉院 印西市印西斎場 柏市ウィングホール柏斎場 南柏会館 千葉市千葉市斎場 常光閣 野田市関宿斎場 船橋市馬込斎場 松戸市松戸市斎場 一友会館 埼玉 上尾市妙厳寺会館 上尾寝台サービス 朝霞市朝霞市斎場 越谷市越谷市斎場 宝性寺越谷別院 さいたま市浦和斎場 思い出の里会館 ひかり会館 遠照寺浦和分院 志木市宗岡セレモニーホール 草加市谷塚斎場 西往寺光明殿 三郷市三郷市斎場 所沢市所沢市斎場 遠照寺阿弥陀堂斎場 広源寺斎場 新座市新座市営墓園

葬儀にかかわる費用等調査報告書について

 少し古くなりましたが、平成13年に東京都生活文化局が、葬儀費用や葬儀についての意識や価値観について調べたものが 「葬儀にかかわる費用等調査報告書」 です。

 葬儀社側からは、祭壇などの品目につての最多価格帯や最高価格帯、最低価格帯を調査したり、依頼者側からは、葬儀社選択理由や斎場選択理由、葬儀の規模、不満点など詳細にわたり調査をしているので、費用を中心に現状の葬儀の傾向を知ることができます。

斎場選びなどの葬儀社の役割

 まれに次のような電話をご依頼者から受けます。

「○○斎場で式をしたいのでですが、どのように申し込めばいいのでしょうか?・・・」

 自分たちで斎場は見つけてとらなければならないと漠然と思っている人や、自分たちでできることは自分たちで手配をしたいという方々です。

 しかしながら、斎場の手配はほとんど葬儀社がやっているというのが現状です。それは斎場の手配にとどまらず、料理の手配、返礼品の手配、ときには宗教者の手配までします。つまり、お亡くなりになった後、病院からの搬送から、ご安置、通夜、葬儀告別式、火葬、会食にいたるまで、すべてのことが滞りなく、進行するように段取りしてくれるのです。

 それゆえ、よい悪いはともかくとして、ご依頼者にとって「よい葬儀」にできるかどうかは、葬儀社(および担当者)選びにかかっているということになってきます。