選んだ理由

 今年もご葬儀を通して、多くのご相談者からご意見をお伺い致しました。
 初めて喪主になられた方も多く、どこからどのように始めたらよいのか、不安でいっぱいとおっしゃった方からは「核家族ということで、何も知らない状態でした。事前に相談出来、葬儀と言うものをおしえていただきました。何も知らないのは恥ずかしい事ではないということです」とご葬儀後のお気持が綴られておりました。

 また、「初めての喪主と言う立場で不安しかありませんでしたが、父が亡くなった当日の打ち合わせで、不安はほぼ解消しました。担当者の方を信頼していれば大丈夫と思えたからでした。単なる仕事としてだけでなく、故人や遺族への想いをとても大切にして頂いていることが伝わり、親族からも良い葬儀、良い葬儀社さんだったねと何度も言葉を掛けられました」と安堵感いっぱいのアンケートも頂きました。

 やり直しがきかないご葬儀で、初めに葬儀社を決めるにあたり、ご相談者から様々なご意見をお伺いしておりますが、異口同音におっしゃる中でも「安心」の言葉と想いが筆頭に挙げられ、最初のお問い合わせの対応で安心できるか否かが、その後のご葬儀の流れを大きく左右しているように思われます。

 「最初の電話対応から安心できる対応を頂き、初めてのことでしたが、一つ一つ丁寧に説明して頂き、故人のイメージに合った素敵な葬儀ができ、感謝しています」。

 「事前相談の際親切丁寧に教えて下さり、不安が亡くなりました。葬儀の際には細かい気配り、アドバイスを頂いて、最後まで滞りなく進めることができました」。

 「最初の電話でこちらの希望を丁寧に聞いて下さり、頼りになりそうだ」と感じて依頼をされた方からは「他社さんは事務的な受け答えでしたが、ご葬儀をお願いした担当者はオプションについて、これは十分、これは必要ないと正直に言っていただき助かりました」等、担当者との出会いも安心材料の一つです。
 
 巷では、ご葬儀の良し悪しはご葬儀前に決まるとも言われております。
 少しでもご納得がいくご葬儀が執り行えますよう、これからも出来るだけ援護射撃をして参りたいと存じます。

 「分相応で温かい式が挙げられたと思います。担当者からの細かいアドバイスや心配りに安心して式に臨めました。ネットで検索しただけではめぐり会えなかったと思うので、紹介してくださったセンターにも、とても感謝しております」との励みのお言葉も頂いております。

 ありがとうございました。
 センターのスタッフ一同からもお礼申し上げます。
 

サービス

 先日のブログで書いた、「新しいパソコン」が、初期不良らしく、修理に出すことになってしまいました。
 結局、家にあった古いパソコンをひっぱりだして、仕事に支障がないような状態にはなったので、修理から戻ってくるまでなんとかしのげたらと思います。
 
 今回、急にネットがつながらなくなたことから初期不良が分かったのですが、自分でいろいろ試してらちがあかず、まずプロバイダーに問い合わせ、担当のオペレーターさんにとても丁寧に対応していただきましたが、パソコン側に問題があるかもしれないとのことで、今度はパソコンのメーカーに問い合わせることに。
 こちらも、とても丁寧に対応してくださいました。
 わからないことについても、細かく説明していただき、新しく教えていただいたこともあり、結果、修理という状況になってしまいましたが、オペレーターさんの対応については満足です。

 私も、仕事では相談を受ける側。ご相談では、不安な気持ちでお電話されるご相談者が安心していただけるような対応を心がけていますが、それが伝わっていれば幸いです。

 以前は、メーカーのサポートセンターのよくわからない対応に、イライラしたことが何度もありましたが、最近はどこに問い合わせをしても、丁寧に対応してくれるようになっているように思います。
 サービス面が強化されるのは、消費者にとってはありがたいことだと思います。

 センターでも、ご相談者が気持ち良いサービスを受けられるような葬儀社をご紹介させていただけるよう、これからも努力していこうと思います。

急いでいるからといって、比較するのは価格だけでいいですか?

 つい先日、仕事で使っているパソコンが壊れてしまい、今、新しいパソコンの到着をわくわくしながら待っているところです。
 壊れてしまったパソコンは、つい一年半ほど前に新しく用意してもらったものでした。
 その時も急にパソコンが使えなくなってしまい、パソコンがないと仕事にならないので、とにかく急ぎで、安いものでいいのですぐに使えるものを、と思ってなにも調べずに購入してしまいましたが、結局、私が使うには、作業をする上でいろいろ不足があったようで、たったの一年半で使えないものになってしまいました。
 今回は、自分の作業内容を考慮した上で、満足できるものを使いたい、後で絶対後悔しないようにと、自分でもできる限り念いりに調べ、メーカーさんにも相談して満足できそうな機種を選びました。

 急がなくてはならない状況のとき、本当はいろいろ要望があるのにすぐに決めなくてはとあせってしまい、簡単に比較できる『値段』だけを見て決めてしまうことは日常生活をする上ではよくあることだと思いますが、日常とかけ離れていると思われる『葬儀』でも、特に近年においては、同じことが言えるのではないかと思うのです。

 すぐに葬儀社を決めなくてはならないという状況にいるとき、たとえば病院でお亡くなりになった場合、事前に葬儀社を決めていなければ、病院からの紹介葬儀社に頼むことが一番近道ですが、それに不安がある人は、ご遺体のケアをしてもらっている間に、ネットで葬儀社を探されることでしょう。
 ご逝去後にセンターへご相談される方もこのような状況にいらっしゃる方は多いです。
 そのような状況の中で、消費者の方がまず比較の材料にするのは、恐らく、ネット上に掲載されている「価格」ではないでしょうか。

 もちろん、葬儀費用は大きな比較の材料であると思いますが、それ以外にも各ご家族によって、そのほかに求めたいことは様々で、ネット上では判断できないこともあります。
 たとえば、気持のいい対応をしてくれるところがいい、家から近いところに会社があって、何か不安があっても、快くすぐに対応しにきてくれるようなところがいい、などのご要望がある場合、それは、葬儀社のサイトをみても判断がつけられることではありません。

 事前に葬儀社を探すことをためらわれる方もいらっしゃいますし、急なご逝去で葬儀のことなど何も考えていなかった方もいらっしゃいますが、センターではそのような急なご相談でも、ご満足がいく葬儀を行っていただけるような葬儀社をご紹介させていただければと思っています。

 ご葬儀はパソコンの買い替えのように、前回失敗したから今回は・・というわけにはいかないものですから・・・。
 

 
 

始まりはご喪家と同じ目線に立つことから。

 今年も早1ヶ月を切ってしまいました。
 当センターも皆様からご相談を頂き、少しでもお気持にそったご葬儀に近づける様、ご要望に適していると思われる、各地元の賛同社をご紹介させていただいております。

 特に最近はお身内を中心とされたこぢんまり葬のご相談も多く頂き、センターがご紹介する賛同社の担当者の活躍ぶりが目を引いております。

 ご葬儀の良し悪しは、担当者がご相談者からご希望をお聞きしてお気持を汲み、どれだけご相談者を始めとする喪家の方々と同じ目線に立って、ご葬儀を執り行えるかが大きな鍵となるようです。

 時には時間を選ばず、深夜に事後のご相談を頂き、ご家族の皆様のお疲れもピークに達しているところに、ご紹介した担当者がいきなり登場と言う形もございます。

 翌日を待たずに、病院から深夜の搬送をされた担当者からの報告では、故人様を自社安置所にお預かりし、お疲れの御家族の皆様に、まずは一旦ご自宅でお休み頂いたとの由。

 翌朝、安置所に皆様が再びお集まりになられる中、担当者の手で目や口を閉じ、お顔を整えて髭剃りをして差し上げると、みるみるお元気な頃のお父様をほうふつとさせ、大変喜ばれて、ご喪家との距離も一気に縮まった感があったとのこと。

 その後に続く納棺の儀では、故人様との最期のお別れを、あえてご家族皆様の手を煩わせた形で執り行い、予算を出来るだけ抑えたいご喪家の意を酌み、さっそく午後から市営斎場の霊安室に移動し、その柔軟な対応ぶりにご喪家の方々の信頼ぶりも厚く、担当者がご葬儀後にお伺いした際、「今度ご葬儀が有ったら、いの一番に推薦しますよ」と口々にお声を掛けていただいたとのことです。

 お1人お1人、様々に条件も違い、初めてご喪家の立場に立ち、どこから手を付けてよいのか戸惑われる方も多く、一つひとつ担当者とご相談しながら決めていきたいとのご要望も多く頂いております。

 ご相談者と担当者双方のコミュニケーションがどれだけとれるか、双方をマッチングする我々センターの責任も重大です。

葬儀社を選ぶ

 センターは、お身内の方を送るというとても大切な最期の時間となるお葬式をご満足のいくかたちで過ごして頂きたいという想いで活動しています。
 そのために大事なことは、誠心誠意対応してくれるような葬儀社をお身内の方が選んで頂くことだと思っています。

 しかし、「葬儀社を自分で選べる」ということを知らないでいる人も多いのでは・・と、思うことが度々あります。

 以前、知人が経験したことですが、近所の人たちがよく使っているからうちもそこで・・と葬儀を依頼し、家族7名、料理や返礼品は不要という葬儀で100万円以上かかったという話しを聞きました。
 後からご友人に、○○葬儀社だったらそんなに費用をかけなくてもちゃんと葬儀はできたよ、という話しを聞いて、知らなかったことに後悔したそう。
 私もその人と事前に葬儀社を選んだ方がいいよと話しをしていなかった事に後悔しました。

 センターへご相談される方の中には、以前の葬儀で後悔された方や初めてのことで不安が大きい方、葬儀社から強引に勧められた事を断る自信がないとおっしゃる方など、様々な気持ちをお持ちの方も多く、ご相談者一人ひとりの気持ちに添えるようなかたちで、葬儀社を選んで頂くようなかたちで対応しています。

 葬儀社は選べるということをもっと広げたいと思っています。

初雪

 何日か前に見た天気予報で、木曜日に雪マークが!
 まだ11月だし、昨日まではあまり寒くなかったので本当に降るんだろうかと疑ってかかってましたが、今朝、外を見て・・・。天気予報、大当たりでしたね。

 さすが、雪が降っているだけあって、外の空気がすごく冷たいです。
 東京23区は積雪予想2センチと書いてありましたが、雪に慣れない東京の人にはこのたった2センチの積雪でも不自由になってしまうことが。

 そして、雪が降っているからといっても、お葬式の日程は変えられません。
 交通機関も乱れている様子。
 まだ雪は降り続いていますし、夜に気温が下がって凍結するかもしれません。

 今、葬儀をされている方、今夜のお通夜に行かれる方は、くれぐれもお気をつけください。

担当者の目配り、気配り、心配り

 「晩年、父は病の連続で苦しい人生になり、医者にも恵まれず、大変な思いをしてきましたが、最後に良い葬儀社さんと良いご住職に恵まれたのも、まじめ一筋の父の人徳だったのかな…と思っております。まだまだやることは山ほど残っておりますが、告別式は無事終わりました」
 「母は担当者様を大変気に入り、良い葬儀社さんだったわとご近所の人たちに言っておくわねと申しておりました」
 ご葬儀後に頂いたお礼の文面はまだまだ続きます。
 
 初めてのご葬儀で、不安と戸惑いの多いご喪家の方々にとって、ご葬儀担当者の存在がよりクローズアップされてきています。
 最近は家族葬を中心とした内輪でのご葬儀が増えるに従い、地域のご葬儀経験者も少なくなり、担当者のアドバイス如何でご葬儀の良し悪しが決ってしまうとまで言われています。
 
 ご葬儀後のアンケートでも担当者の目配り、気配り、心配りが多く語られるようになってきています。
 「分からないことはすぐその場で回答。電話携帯もすぐつながるので心強かったです」。
 「何でも相談に乗ってくれ、遺族の気持ちになって対応してくれました」。
 「こちらの主旨を素早く理解してくださり、同じ目線で一緒に考えてくださったと思います。こちらの要望に全て答えていただきました」。

 先日頂いたアンケートでも、担当者の詳細な説明と親切な対応ぶりに感謝され、お知り合いに是非お勧めしたいとの回答を頂いております。
 
 当の担当者に伺うと、ご葬儀と言う特別な状況下で漠とした不安を抱え、お気持もなかなか定まらない中、一度に説明してもご喪家の方々にご理解いただくのが難しい場合もありますので、必要なものを一つひとつ何時までに決めなければいけないか、はたまた何時までに揃えて提出するかのスケジュール表をお渡しして、その都度説明されているとの由。

 アンケートと一緒に送られてきたご相談者からのお手紙には、「心に残るご葬儀だったと担当者からお手紙を頂き、これで良かったのかなと悩んでいた私の気持ちが、少し軽くなったような気がします。1人っ子の私でしたので、無事父を見送ることが出来、皆様のおかげだと感謝しています」とご葬儀後の心境が綴られておりました。

ブログ移転してきました。

 2004年にセンターが設立されたのち、2年ほどたってからブログを開設いたしました。当初の目的は、サイトだけでは静的なので本当に活動しているところなのか、わかりにくいのではないかと思ったことがあります。ブログによって活動を知ってもらうこともできるし、対応しているわれわれの頭の中を整理するのにも役立つのではと思ったということもあります。

 ちょうど10年ほどブログをやったことになります。その間、取り巻く環境もだいぶ変わりました。10年前には有力であった「のブログ」というところで、ブログを開設したのですが、状況に合わなくなってきている感じです。

 これを機会に、ここにブログを移転させることにいたしました。

 今後とも変わらぬ ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

長期的なご相談

 センターでは、長期的なご相談の場合、折を見て見直しをして頂くようにご案内させて頂いています。
 先日、立て続けに2件、以前長期のご相談に対応させて頂いた方から再度のご相談がありました。

 一件は一年半ほど前に承ったご相談で、希望式場の変更による再見積りのご依頼、もう一件は3年以上前に最初のご相談をいただき、今回は3度めのご相談で、2回目のご相談の際に追加でご紹介した葬儀社にお決めになられていましたが、状況がかわり、やはり最初にご紹介させていただいた社の中から選ぶことにしようと思うというご相談でした。

 今すぐにということではないが、高齢なのでいずれ訪れる葬儀の際に慌てないように、という流れでのご相談や、大変ご心配な状況にあった際にご相談いただき、その後ご回復されて長期的なご相談になる、など、理由は様々ですが、どのような場合においても、一年ほどをめどに、再度ご相談していただくことをお勧めいたします。

 ご相談者側の状況やご要望が変わるかもしれないということだけでなく、世の中の状況が変わったり、また、新しいご提案ができるかもしれません。
 
 1年以上前にご相談された方は、何かの折に、今一度ご検討していただければと思います。

ニーズに合わせて直葬も変化しつつあります。

 先日、ご高齢のご両親の万が一を考慮され、直葬を想定したお見積りのご相談をいただきました。

 お見積りを取るにあたり、ご要望を整理する中で、どなた様のご意向かをお尋ねしたところ、喪主になられるお兄様が行動を起こしてくれないので、ご実家の状況を考慮し、あくまでご相談者ご自身のお考えとのこと。

 やり直しが効かないご葬儀では、ご相談者お1人での判断だけでは難しい状況もございますので、当事者でもある入院中のお父様とご相談されて、改めてご連絡いただくことといたしました。

 昨今は都市部を中心に直葬も定着し、中には施行されるご葬儀の中で、直葬の割合の方が多い葬儀社さんのお話しも伺っております。

 直葬という言葉がマスコミにも取り上げられ始めた8年程前、TBSラジオのトーク番組で、今時のお葬式事情が取り上げられ、激しいバトル合戦をされていたことが思い出されます。

 昔は隣組がご葬儀を取り仕切ってくれて、ご葬儀費用はお香典でまかなえたが、昨今は病院で多額の費用を使い果たし、最後のとどめにお葬式が控えている現状を訴える中、ご葬儀費用は掛かるが、お金だけをそぎ落とせばよい問題なのか、はたまたご高齢の方からは、昔から老い支度と言って、いざという時困らないように貯めてきているはずだと反対論も続出し、当時は直葬に賛成反対が五分五分程だったと記憶しております。

 あれから簡素化の波は速度を増し、直葬という言葉も日常的に使われるようになり、ご要望に応じて、ご自宅でお別れをされる方はもとより、葬儀社さんの安置所でお別れをされて、火葬場に直行される方の場合も、ゆっくりお別れができる状況が広がりつつあります。
 
 葬儀社の安置所で出棺30分前から柩にお花入れができる社、また前日にお越しいただいて1時間ゆっくりお別れが出来る社、中には時間の制限なく臨機応変に対応してお別れができる社や、ご自宅にいらっしゃるように和室にお布団のままご安置されて、お線香をたいて一晩付き添うことが可能な社と、色々ご喪家のお気持に寄り添った工夫がなされてきているようです。
 直葬も、これから増々ご喪家の立場に立ったお別れの仕方に工夫がなされていくのではと、期待しておりますが・・・。