我が家の家族が一人、風邪で寝込んでいます。
基本的な手洗い・うがいはちゃんとやっていても、やはり疲れていたりすると抵抗力が弱まるのでしょう。
インフルエンザの流行もそろそろでしょうか。
私はなぜかインフルエンザにかかりやすいタイプのようで、2年に一度はタミフルのお世話になっています。
予防注射を摂取しているにも関わらず違う型のインフルエンザにかかったこともありました。
去年はかからなかったので、今年はキケンかもしれない。しかも、今年は受験生が家にいるのでなるべく、外には出ずに過ごそうと思っています。
しばらくの間、外出の時のマスクは必需品になりそうです。
皆様も、くれぐれもお気をつけください。
「葬儀社」が舞台になるドラマが始まった。
「お前の人生が好きだったと思える生き方をしろ」
テレビをつけた途端、いきなり飛び込んできたドラマのせりふでした。
亡くなったお父様の葬儀社を引き継ぐ決心をした若者が主人公の連続ドラマが、1月12日から始まりました。
葬儀社が脇役のドラマは数多くあれども、真正面から取り上げたドラマは映画「おくりびと」以来かもしれません。
事件もの以外で死者を扱うドラマはお茶の間にはなじまないとばかりに、今まで問題視されなかった節もなきにしもあらずというところでしょうか。
これも昨年の3・11以来の世相を反映した産物かもしれませんが、多くの方が未経験のご葬儀の実態を少しでもご理解いただければ、ご葬儀に関係しているものとして喜ばしい限りです。
葬儀社さんの仕事はご葬儀全般多岐にわたりますが、打ちひしがれているご喪家にとっては救世主のような存在で、親切丁寧気配りが大きく物を言うようです。
当センターがご葬儀後におこなっているアンケートでも、葬儀社さんにご満足いただいた点として、
・親切丁寧で色々教えていただいた。
・細かい気配りも行き届いていた。
・こちらの希望をよく聞いて適切なアドバイスを適宜いただいた。
・詳細な説明がなされ、誠実さや誠意が伝わった。
・なんでも相談にのってくれ、遺族の気持になって対応してくれた等を挙げていただいています。
・中には家族以上に誠意を感じ、不思議ですが笑顔でご相談ができ、立派に見送ることができ、悔いの残らないものにすることができました。亡き父も大満足していると思いますと最大級のお礼をいただいた葬儀社さんもいらっしゃいました。
時間を選ばず昼夜の区別無く働き、ご要望に沿ったご葬儀を執り行い、ご喪家から「ありがとう」と感謝される職業にも今年は少し光が当ってきたようです。
親戚の葬儀
昨年末に親族として葬儀に参列しました。
母の叔母ということで、私にとって血縁的にはそんなに近くはないのですが、親戚の中で一番近所に住んでいたため、「近くのおばあちゃん」として、よく遊びに行っては可愛がってくれた人でした。
大人になってからは、近くを通ってもなかなか顔を出すタイミングがなく、しかも、この10年くらいはまったく会っていなかったのですが、具合が悪いなどとは聞いていなかったので突然の訃報に驚きました。
末期がんで全身に転移していたとのことなのですが、幸いにも痛みはあまりなかったようで、「私は何の病気なんだろうね…?」と、最期まで自分が何の病気だったのかわからないまま旅立ったそうです。
葬儀は葬儀社のホールで執り行われました。会葬人数は30名ほどで、大きな式場をパーテーションで分割してあり、式中はパーテーションの向こう側でお清めの準備をしていました。
読経中、食器がぶつかる音やお料理を置く音が響いてしまっていたのが少し気になっていたのですが、短時間で準備をしなくてはいけない状況なので仕方ないことなのだと思っていたところ、他の親戚も気になっていたらしいということを後から聞いて少し残念に思いました。
その後通夜は滞りなく閉式し、お清めでは久しぶりに会った親戚と「近所のおばあちゃん」の話やみんなの近況の話で笑いあり、涙あり。
その間に、私は翌日の告別式に参列できないので、棺のふたを少しずらしてもらって「近所のおばあちゃん」に最期のお別れをしました。
じっくりお別れができてよかったと思っていたのですが、その後時間が経つにつれて大きくなってきたのが「もっと会いにいけばよかった」という後悔です。
葬儀において後悔のないようにとお話させていただいていますが、そのもっと前の段階、元気なうちにしっかり孝行しないとこんなに後悔するんだなとつくづく感じています。
寒中見舞い
今日は「寒の入り」です。冬の寒さが一番厳しい時期となります。
喪中の方は今日から節分までの間(寒の内)に寒中見舞いでご挨拶をします。
年賀状は松の内に出すとのことですが、毎年ぎりぎりこの時期に届いた年賀状の返事をどうするか迷います。
もうお正月気分ではない時期ですし、届くころには松の内は過ぎてしまう。やっぱり寒中見舞いでお返事するべきでしょうか…。
ここ数年、我が家に届く年賀状は元旦に届いた数よりも、数日遅れた日に届く数の方が多くなっています。やはり年末はみんな忙しいからでしょうか。私も人のことは言えず、私が出した年賀状も恐らく3日あたりに届いたのではないかと思われます。
年賀状は必要なのか?と考えた時期もありましたが、やはり新年のご挨拶。無くなってしまうと物足りないのだと思います。
今では25年以上、年賀状だけのお付き合いの遠方の友人もいますが、毎年きちんと元気な報告をしてくれるので、いつかその友人の住む地へ行くことがあったら是非再会するために、連絡先はしっかり保管しておきます。
これから2枚、寒中見舞いのはがきを書いて、明日ポストに投函します。
明けましておめでとうございます。今年こそ「絆」の定着を。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
もういくつ寝たらお正月・・・と数えていたら、早くも三が日が過ぎようとしています。
今年の新年はいつもの年とは少々勝手が違う方も大勢いらっしゃることと思います。
昨年の3月11日以降、被災地の方はもちろんのこと、直接災害を免れた方も胸の中にずしりと重くのしかかったものを、どのように持っていくべきか、年を越しても思いあぐねていらっしゃるのでは・・・。
そしゃくしながら、ひとつひとつを丹念に解きほぐしていく年になるのだろうか。
皆で力を合わせてなんとかこの場を乗り切ろうという気持が、人と人との繋がりを思い起こして、震災以前の日常生活では考え付かなかった「絆」という言葉が、ここ数ヶ月巷で流行語のように語られています。
しかしながら、ご葬儀でこの「きずな」という言葉とは裏腹な現象を耳にするようになったのも、昨年来特に顕著になってきたと思われます。
年末、葬儀社の方から「離婚した奥様やお子様の手を煩わせたくないので、葬儀社の方で葬儀、火葬から散骨まで一切合切やってもらえないか。散骨後に息子に知らせるようにしてほしいというようなご相談が相次いであり、来年はさらにこの傾向が強まりそうだ」とのお話を伺いました。
私の昨年受けたご相談の中にも、似たようなケースが幾つかありました。
警察から行方不明だった弟さんの死を知らされたお姉様は「今さら顔も見たくない。主人は弟の存在すら知らないので、葬儀社の方で遺体を警察から引き取り、葬儀をしておいてほしい。来月東京に出向いた折にお骨を受け取ります。」と素っ気ないそぶりを見せていらしたが、娘さんのとりなしで御主人に事情を説明され、急遽ご葬儀に3人揃ってお見えになられたとの報告が葬儀社の担当者からありました。
「近い内に日本を離れるとしばらく日本に帰らないので、入院中の父の葬儀を葬儀社が全部代行してお骨を預かっておいてほしい。後で受け取りに行きますので」とご相談された方は出発前にお父様がお亡くなりになられ、結果お帰りを待つまでもありませんでしたが・・・。
かつて、御家族・ご兄弟の絆は何にもまして強いはずでしたが・・・。
言葉の独り歩きから、今年こそ「絆」が定着してくれることを望みます。
ありがとうございました。
2011年最後の日になりました。
歳を追うごとに一年の時間が短くなっているような気がするのは私だけでしょうか。
今年は私にとって大きく変化した年だったせいか、今まで以上に本当にたくさんの方々に助けていただきました。
親身になって相談にのってもうらうことのありがたさを実感し、助けてもらったことにとても感謝しています。
「ありがたかった」という気持ちは連鎖するんだと思います。私が与えてもらったその気持ちを活かし、少しでも誰かの力になれたらなと思わさせられる、ありがたい1年になりました。
まだまだ微力ではありますが、私にできることが誰かのお役にたてるよう、がんばりたいと思います。
新年を迎えるにあたり、大切な人を失ってしまった方、また、お身内に心配な方がいる方など、さまざまな事情があるかたもたくさんいると思います。
どんな方も、良い年が迎えられますよう、心からお祈りいたします。
今年のブログは最後になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
いつもの年末。
今年も残すところあと一週間になりました。
毎年12月に入る頃からなんとなく気忙しくなり、年内にやらなくてはならないことに追い詰められている気がします。
年賀状や大掃除、もっと早くからはじめておけばよかったと毎年後悔するのですが、今年も後悔の真っ只中です。
そして、今日はクリスマスイブ。
この日になると毎年思い出すことがあります。
5年ほど前のことですが、子供が小学校高学年になったころ、サンタクロースのことで質問攻めにあいました。
最終的には本当のことを言わざるを得ない状況にさせられ、こちらも、ま、いっか。もう高学年だしねと思って白状したのでその翌年から我が家にはサンタクロースが来なくなりました。
毎年、クリスマスが近づくと、「あのとき、なんでママにあんなに詰め寄ってしまったんだろう…、やっちゃったな~」と後悔しているのがおもしろい。
友人の子供は今がちょうどそんな年頃なのですが、要領よくやっているそうです。そこのお宅には今年もサンタクロースはやってきますから。
クリスマスが終わればすぐにお正月が来てしまいます。
この一週間、本当に忙しくなりそうなので、体調を万全に整えて挑みます。
来年こそは、「今年はゆったりお正月を迎えられる」と余裕で言ってみたいと思っているのですが…。
あさがお葬儀社紹介センターを選んだ理由とは・・・。
年々、1年の速さが身に染みてくるようになりました。
子供の頃のあのたっぷりあった1年と同じ1年かと思わず疑ってしまいます。
今年も依頼者の方々からセンターのご相談フォームやお電話を通じてのご相談を数多くいただきました。
お電話でのご相談の方を含め、昨今ではほとんどの方がインターネットで検索をされ、センターにご連絡されてくるようになりました。
事後のご相談では、「センターのホームページ冒頭に記してあるとおりに電話番号のメモを持っていたので病院から連絡しました」とホッとされた電話口の声の主。
インターネットで葬儀社を探したが、料金設定の基準が一定でないために比較が難しく、プロの目線で見ていただいた会社であれば安心と思い電話された方。
大きな葬儀社でマニュアルどおりの対応をするところには頼みたくなかったので、ネットで探して密葬や家族葬をキーワードにしたところ 、御社がヒットしました、とお知らせいただいた方。
医者から親の命が危ないと言われた日に縁起でもないと思いつつ、深夜検索し途方にくれていたところ、中立的な立場で、胡散臭くない感じを第1印象で感じ、ご連絡しましたとの方等。
当センターをお目に留めていただいた依頼者の様々な第1声に勇気付けられた1年でもありました。
アンケートでも当センターがNPO法人であり、「依頼者と葬儀社とのコミュニケーションをよくし、依頼者が不利にならないようにサポートするのが、第3者機関であり、それには非営利であることが大切である」とのセンターの趣旨に賛同され、ご連絡をいただいたことが数多く記されていました。
ご理解いただけたことに感謝しつつ、来年はより皆様のご要望にそえるような、さらなる試みを検討しておりますので、ご注目いただければと思います。
様々なできごとが走馬灯のごとく駆け巡り、重くのしかかった年もあとわずかになりました。
年末、この目で確かめたく、福島に行ってまいります。
私の担当は今年最後になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
地図での場所確認と親近感
われわれは相談を受けますと、まず、お話を伺いながら内容を整理することが第一ですが、次に地図で場所(近い斎場等)を確認していきます。拡大・縮小、ドラッグで移動できるグーグルマップは本当に便利だと思います。
ただ、私はこれまでの慣れで地図帳を見ることが多いですが、最近のお気に入りは、「街の達人コンパクト・でっか字便利情報地図」です。机上で調べるのでもよいし、街中を歩くときに携帯するのにも便利だからです。
相談を受けて地図を眺めるとき、一度でも歩いた土地だと親近感が出てくる感じがします。
さて、街中を歩く番組は数多くあると思いますが、欠かさず見るのが、NHKで放映している「ブラタモリ」です。過去と現在を重ねて街や土地を描くので重層的で内容が濃いです。録画した番組を見ないで消去してしまうのも多いのですが、1回見るだけではもったいないので、2回は見たいと思わせられます。荒川を取り上げた放送も2回見てしまいました。
荒川は、開放感があって散歩するには気分がいいところなので時折歩くのですが、その歩いているところ、赤羽の岩淵水門より下流は、人工の川だというのは、恥ずかしながら初めて知りました。知って歩くと見え方もまた違ってきます。
昔の名残が地名で残っているとか道路の曲がり具合、川もないのに橋の標識あるなど、「土地の記憶」をタモリさんが様々取り上げてくれると面白いだけでなく勉強になります。
ところで、荒川のような大きな川だと、橋の間隔はキロ単位ですが、昨日歩いた善福寺川~神田川などは、100メートルおきぐらいに、橋がある感じでした。おそらく全部の橋に名前がついているので、だいたいどのあたりを歩いているのかは、この橋の名前と地図を見比べるのが一番すぐにわかりました。
橋の名前も変わったものがあって、石神井川の道楽橋や神田川の長者橋など、ブラタモリで取り上げてくれたら、面白い話がきけそうだ、と思いながら帰ってきました。