終活のお手伝いで気づいたこと。

 友人のお母様は80歳を超えていますが、ボーリングでもびっくりするようなスコアを出すとても元気なお母様です。
 しかし、どんなにお元気でもやはりご高齢。友人はお母様の万が一の時のために、終活のお手伝いをしているそうです。

 ちょうど一年前くらいに、お母様が希望している葬儀についての相談がありました。残念ながら、センターの対応地域ではないため、直接のお手伝いはできず、地域による習慣などもあると思うので、一般的なお話しかできませんでしたが、その後、近隣の葬儀社さんに問い合わせをしたりなど、積極的に動いているようです。お母様の身の回りや色々な問題について、一つ一つ、一緒に片付けていっているそうですが、何十年もの歴史があり、また、これからもまだまだ続いていくわけですから、なかなか簡単にはいかないようで。

 友人は、お母様のお手伝いをしていて、ふと、どんどん増えていく自分のコレクションについて考え始めました。
 これらは「あちらの世界」には持って行けない・・・
 老後にこれらを見ることはあるのだろうか・・・
 封も開けずに大切にとっておいて、将来使うことはあるのだろうか・・・

 まだまだしばらくは止められないとは思うけれど、いつかは断捨離しなくては、子供たちに迷惑がかかるかも…と考え始めたそうです。

 友人と私は同じ趣味を持つ仲間。私も彼女と同じようなものを同じくらい持っています。そしてこれからも同じくらい増えていくことでしょう・・。
 
 まだまだ先でいいけれど、お互い、どこかで一旦、よく考えましょう。

好きな花に囲まれたい。

 花の多い季節です。買い物などで外を歩いていると、ときどきお散歩中の保育園児たちと遭遇するのですが、先日、道端や緑道に咲いている花を見つけては足を止めてしまい、先生に「おーい、歩いてくださーい。」と促されている光景を見かけました。きれいな花は、小さな子供たちの好奇心も引きよせてしまうようです。

 先日の事前相談で、ご相談者の方は、「母は花が好きなので生花祭壇にしたいと思っています」とおっしゃっていました。
 
 生花祭壇をご希望される方が増えていると感じていますが、それに伴い、生花祭壇にちからを入れている葬儀社さんも増えてきたように思います。
 祭壇のデザインは各社、オリジナルのもので、お花の種類や色はご遺族のご希望により選ばせてもらえたり、花の数を増やしてボリュームを出したり、逆に減らしてこぢんまりと作ってもらったり…。
 中には、予算に合わせてご遺族のご要望を織り込みながら祭壇をつくってくれる柔軟性に富んだ葬儀社さんもあります。

 以前、葬儀業界のイベントに行った時、某有名華道家の方がデザインした生花祭壇が展示されているのを拝見しました。
 それはそれは、ため息が出るほどの美しさで、厳粛な中にも圧倒されるような迫力もあり、「さすがだな〜」と思いましたが、これはいったいおいくらなのか…??と、つい下世話なことを考えてしまいました。
 
 私の知り合いの方は、よく、自分の葬儀の時には南国の花でいっぱいにしたいと言っています。何十年も先のことでしょうけれど、きっと華やかなご葬儀になることでしょう。

 生花祭壇は、その方のためだけに造られた祭壇です。生花祭壇を選ぶ際には、好きな花、好きな色などをリクエストしてみるといいかもしれません。

お1人様の孤独死対策は・・・。

 先週の鎌倉駅はウィークデイのお昼前にもかかわらず、相変わらずの観光客でごった返し、暫し足止めをされるほどでした。

 鎌倉・鶴岡八幡宮の参道の段蔓は桜の季節が過ぎ早くもつつじの最盛期を迎えようとしています。
 周りの山々は新緑のグラデーションが最も美しく輝く季節になりました。
 坂道を曲がった所定の位置まで来ると、今年も初めてうぐいすの「ホーホケキョ」の声が出迎えてくれました。

 月1回通う山の中腹にある料理教室では、昨年暮れに足を骨折された先輩と4ヶ月ぶりにお会いできました。
 80歳をとうに超えたお歳なので心配しておりましたが、すでに仕事を再開し、以前と同じように全国各地を飛び回り、趣味の陶芸教室の展覧会用作品作りをお話されているご様子にはただただ脱帽です。

 しかしながら、世の中元気な方ばかりとは限りません。
 教室でのお食事の後、皆さんとのおしゃべりの中で、団塊世代の1人住まいの方のお話にはどきっとさせられました。
 私も存じ上げている方のことでしたが、すでにご両親は他界され、お1人いらっしゃった妹さんにも先立たれ、身寄りは甥御さんがお1人だけ。
 定年で退職されたがお体が弱く、万が一を想定し、親しい友人に毎日メールをされ、5日メールが来なかったら甥御さんに連絡を頼むとの約束をされているとのこと。

 昨年来、新聞紙上を賑わせている「孤独死」もどこか他人事のようにまだまだと思っていましたが、年齢に関係なく突然襲ってくるかもしれない事態に、対策を打たねばと急に不安になってきました。
 紙上の悲惨な状況のルポは都会で一人暮らしをされている方にとってある意味紙一重かもしれません。
 お食事中に亡くなられ、3ヵ月後に別居されていた娘さんに発見された方のルポが載っていました。
 新聞や郵便受けがたまっていても、見てみぬふりで済ませている場合が多いと伺います。

 周りを見渡すと、定年後の方、フリーでお仕事をされている方でお1人住まいの方が何人かいらっしゃいます。
 皆さんはどんな対策をされていらっしゃるのでしょうか。
 取り急ぎ、まずは実家へのシグナルを考えなければ・・・。

 お料理教室の帰り、健脚の先輩にあおられながら、坂道をゆっくり1時間ほどかけて鎌倉駅に到着しました。
 ちなみに先輩はよく気が利く妹さんとお二人暮らしとの由。
 新緑の中、自信に満ちた先輩のお顔を見ているとまだまだ大丈夫と安心感も倍増してきます。

 鎌倉駅は中高年の女性客で、午前中よりもさらにごった返していました。
 皆さんとにかくお元気なご様子でした。

葬儀社の広告に追いかけられる

 検索窓に、たとえば、「あさがおそ」と入力していくと、窓の下に、「あさがお葬儀社紹介センター」など、自動的に関連する言葉を表してくれます。だいたい全部の文字を打ち込む前に、予測されてしまう感じです。たいへん便利です。予測表示機能と呼ばれるものです。
 とくに、ありがたいのは、携帯・スマホでの検索です。文字を入力するのは骨が折れますから。

 この予測表示機能、困った問題を引き起こしていることを数日前の新聞記事で知りました。ある日本人男性の場合、グーグルでその男性の実名を検索しようとすると、犯罪を連想させる単語が自動表示される事態になっていたというのです。裁判で争われた結果、東京地裁の判決は、「(男性に関する)違法な投稿記事を容易に閲覧しやすい状況をつくり出した」とし、プライバシー侵害と名誉毀損を認定し、「権利侵害が拡大する恐れがある」として表示差し止めをグーグルに命じました。

 玉石混交のありあまる情報の中、欲しい情報に効率よくたどり着けるように、あの手この手でサポートしてくれるのはありがたいですが、たしかに、自分の情報を自分でコントロールできない不気味さを感じさせます。

 と同時に、たどり着かされてしまうよう感じになってきているのも不気味です。こんなことはないでしょうか?
 見る人の多い、ソーシャルサイトや口コミサイト、価格比較サイト、料理サイト、ブログ、ニュースサイト・・・、どのサイトを見ても同じ広告が載っている。しかも、以前に関心があって見ていた商品やサービスの広告です。広告文も自分に向けたかのようになっています。

 一昔前のネット広告は、サイトの内容と合うような広告がメインだったのですが、今は、見る人の関心に基づいての広告配信も可能になってきています。まさに広告に追いかけられる状況になっています。
(葬儀社さんのサイトをしょっちゅうチェックしていると、どのサイトを見ていても葬儀社さんの広告に追いかけられるなんてこともあります)

 不気味さもさることながら、個人的には、目的だけ達して即PCを閉じたいのに、いつのまにか広告にのせられて、そのサイトに入ってしまい時間が費やされてしまうは本当かなわないと思っています。

ご自宅安置が無理な場合でも。

 病院など、ご自宅以外でお亡くなりになった場合、最初に決めなくてはならないのが「どこにご安置するか」ということです。寝台車がお迎えに行き、ご安置の場所までお連れするのですが、ご自宅以外にという場合はご安置できるところに預けなければなりません。

 様々なご家庭の事情などから、ご自宅ではご安置が難しいという方は多い現状ですが、事前のご相談などで耳にするのは、「長い間入院していてずっと家に帰っていないので、せめて一度は自宅に帰してあげたいけれど、葬儀の日までずっとというのは難しいかもしれない」、また、「自宅に帰してあげたい気持ちはやまやまだけれど、現実的には無理なので」などというご家族のお気持ちです。

 ご葬儀までの待機日数が長引く場合、一度ご自宅にご安置し、後日安置所に移動することは可能です。 
 また、ご自宅でのご安置が無理な場合、例えばご安置所に向かう途中にご自宅の前を通ってもらうなどのこともできるので、このようなことができただけでも、ご家族のお気持ちは幾分か落ちつかれるのではないでしょうか。

最近では、ご安置について力を入れているところも増えてきました。
夜間などの時間制限はあるものの、一部屋貸切で、ゆっくり付き添っていただけるような設備を整えているところなどもあり、直葬(火葬のみ)などの場合には、その部屋で簡単なお別れなどができたりもします。

ご葬儀までの数日間ではありますが、故人様とどのように過ごしたいかによってご安置する場所がかわってくることもありますので、何かご要望がある場合には事前にご相談されることをお勧めします。

ご葬儀を終えると。

 陽気はすっかり春になりました。
 首都圏の桜は少しフライング気味に花を咲かせましたが、開花中にやってきた強風や豪雨のせいで早々に散ってしまい、週末の悪天候も手伝って、お花見のチャンスを逃してしまった方も多かったのではないでしょうか。

 この時期は季節の変わり目で、気温の変化も激しいことから、普段健康な人でも体調などを崩しがちなのですが、ご葬儀をされるご喪家の方は、日常とはかけ離れた時間を数日間過ごすことになり、心労なども加わりますので、くれぐれも体調管理に注意していただきたいと思います。

 ご葬儀の後、特に、火葬を終えて精進落しのお食事を召し上がるころ(地域によっては火葬中に精進落しのお食事を召し上がりますが)あたりから、張り詰めていた緊張の糸が緩み始めるようです。
 ご葬儀が終わったと同時に緊張の糸が切れてしまわれたようで、いきなり体調を崩してしまい、家に帰る前にころんで大ケガをされた方がいらっしゃったと聞いたことがあります。

 ご葬儀の立会いでお話しをさせていただいたときに、悲しい気持ちを抑えて気丈に振舞われていたり、ご会葬に来られた方の対応に追われていたりしているご様子を見ていると、ふと心配になってしまうことがあります。

 先日立ち合わせていただいたご葬儀では、ご依頼者の方はご相談の当初からご会葬に来られる方への配慮を第一にお考えになっていました。
ご相談はご子息とのやりとりでしたが、喪主をお努めになったのはお母様でした。長年連れ添ったご主人に先立たれ、とても悲しいお気持ちだったことと思いますが、ご葬儀ではご親戚やご会葬に来られた方に、終始とても明るく接していらっしゃっていたお姿を見て少し心配になり、ご出棺前にあいさつに来て下さったご子息にひとこと伝えさせていただきました。

ご葬儀では準備の期間を含めて数日の間、慌ただしい日が続き、なかなか思うように睡眠をとることもできない状況になることもあるかと思いますが、身体を横にするだけでもずいぶん休まる聞いたことがあります。
特にご葬儀で喪主をお努めになり、対応に追われる立場にある方は、是非少しずつでも時間を見つけて身体を休めていただければと思います。

慣れ。

 先日、立ち合いに伺えなかった2カ月ほど前のご葬儀の内容について、その時の担当葬儀社からお話しを聞くことがありました。
 2カ月も前の話しなので、その後も数多くのご葬儀を施行されていることでしょうし、記憶も薄れているでしょうから、詳しい話しは聞けないかもしれないと思っていたのですが、担当者は「よく覚えていますよ」と言われ、私からの質問について事細かに回答をしてくださいました。

 仏式のご葬儀などでは、ご会葬者の方は受付を済ませ、お経を聞き、御焼香、(通夜では)お清め、(告別式では)ご出棺、などとご葬儀で行う儀式の流れはほぼ決まっているので、ご会葬で葬儀に参列された方には、どのご葬儀も「同じ」と受け取られる方も多いことでしょう。

 これは、葬儀社側にも言えることです。ほぼ流れが決まっているということは、何度も同じようなご葬儀を施行しているということになり、そこには「慣れ」が生じてきます。
 ご葬儀は、ご喪家にとって大切な人との最後のお別れの儀式であり、特別なもの。流れは同じように感じても、その内容はひとつとして同じものはありません。
 しかし、この「慣れ」がよくない方向に向いている葬儀社は、ご葬儀の打ち合わせからご葬儀が終わるまでを葬儀社主導の『流れ作業』で済ませてしまうこともあるようです。
 逆に、「慣れ」が良い方向に向いている葬儀社は、ご喪家の不安に向き合う余裕があり、ご要望をきちんと聞き入れることができるので、ご喪家にとっては頼もしく感じることができ、それらが結果としてご喪家の満足のいくご葬儀につながるのだと思います。

 2カ月前のご葬儀のことを細かくお話しができるということは、その時にきちんとご喪家と向き合って対応してくれていた証だと思いました。

斎場の規模

 家族葬を希望される方が増えていると同時に、家族葬を対象とした式場を用意している斎場も増えてきました。
 葬儀社さんの自社斎場など、最初からこじんまりした家族葬を対象とした斎場を作っていたり、また、古くからある斎場でも、費用を抑えた小規模の斎場を増設したり、今までの式場を分割して使えるようにしたりなど、少人数のご葬儀を要望される方にとってはとてもよい環境になってきたと思います。

 先日ご葬儀の立会いで伺った斎場は、交通の便が良くて格式も高く、社葬規模のご葬儀でもよく利用される斎場ですが、奥にある第二斎場と呼ばれる建物は家族葬用の斎場にリニューアルされ、小規模のご葬儀でも利用できるようになっていました。家族・親族だけではあるけれど、格式は重んじたいと考える方にはとても適した斎場になると思います。

 また、訪問させていただいた葬儀社さんの会館では、自社の斎場を家族葬限定というかたちで、ご家族のみでゆったり、リラックスできるようにと、マンションの一室を丸ごと再現し、LDKの部分でご葬儀、お部屋の部分を控室などのくつろぐスペースに、冷蔵庫や電子レンジも完備してあり、そのまま生活ができる状態の式場を用意されているところもありました。

 どのような斎場を選ぶのかという選択は、希望のご葬儀を行うための条件として大きな部分を占めると思います。ご自身やご家族が希望しているようなご葬儀ができる斎場を利用できる環境にあるのはありがたいことだと思いました。

 私もいろいろな斎場を訪問させていただいていますが、自分が住んでいる地域にもこんな斎場があったらいいのにな…など、うらやましく思ったりすることもあります。

葬儀業界の人材の流動性について

 当センターの賛同社になるパターンにもいろいろありますが、葬儀社に長く勤めていて独立し、実績もできてきたので、当センターに賛同したいというところも多いです。たしかに、サラリーマンとして終身で同じ1社(数社)に長く勤めるのも稀なようです。それなりに経験がないとダメでしょうが、葬儀社を始めるには許可はいらないので、明日からでもすぐに始めることができます。

 となると、葬儀社の数は増えていく一方の感じがしますが、そこは、お客さんに支持されないと存続はできないという自然淘汰の力が働くので、廃業するところも多いと思います。そうなると、またどこかの社に勤めるというようなことになります(違う業界に行くということはあまりない、後述)。

 人材の流動性がある、という言い方もできるでしょう。この流動性は、先ほど述べたような葬儀業界内で完結するだけでなく、外部との出入りもあります。入りは、葬儀業界以外からの流入です。出は、葬儀業界から外部への流出です。

 流入は、隣接業界である返礼品業界にいた人や花屋さんにいた人から、葬儀とはまったく関係なかった人が成長産業のように思われる葬儀業界に入りたいという人まで様々です。社会状況から言っても、この流入圧力は相当強いものがあります。
 逆に、ある程度の年月を葬儀業界にいた人が、他の業界に移るということはそれほど多くないように思います(新人で葬儀が合わないと言ってすぐ辞めてしまう人も相当多いでしょうが)。

 葬儀業界で経験を積んだ人が、違う業界に行かない理由は、いろいろあるでしょうが、先日、交通事故で父親を亡くされた人と話していて、理由の一端がうかがえます。
 「突然、父親がなくなり、呆然としていた母親は、昼夜を問わず相談にのってくれ、適切に話をしてくれる葬儀社の担当者を誰よりも頼もしい存在だと思っている」

 頼りにされるという感覚を一度でも味わうと、何度でも味わいたくなる(誠実にやっている人に当てはまる話です)。

家族葬で気をつけたいこと

 ここ数年、都市部では家族葬というご葬儀のかたちがかなり浸透し、私が対応させていただいたご相談でも、約8割の方が家族葬を望まれています。
 私がお聞きしたご相談では、家族葬を望む理由として、ご対象の方が高齢で、今ではお付き合いをしているひとがいない、ご友人たちもご高齢で会葬に来ていただくことが難しいのでというものが最も多く、次いで、ご会葬の方に気遣うことなく、家族・親族だけでゆっくりと見送りたいから、本人の希望、費用を抑えたいからなどということがあげられています。

 家族葬でのご葬儀は、近しい方、親しい方のみで執り行うため、温かみのあるご葬儀を希望されている方にはとても適したかたちだという反面、気をつけなくてはいけないこともあります。

 故人様が親しくお付き合いをしていた方以外にも、その場所に長くお住まいになっていた場合、また、ご家族が引き続きそこにお住まいになるような場合には、ご近隣の方への報告に迷われることがあると思います。
 最近では、家族葬という意味合いも浸透してきていることから、「近親者のみで執り行います(執り行いました)」などの報告で理解していただけることも多くなりましたが、ご葬儀後のまだ落ち着かれない時期に、弔問の対応に追われてしまうということにもなりかねません。
 ご近隣の方とのお付き合いについての気遣いが必要です。

 また、ご本人の希望でという場合には、「家族に大変な思いをしてほしくない」というご家族を思いやるお気持ちなども含まれているものだと思うのですが、そのことをご親族などにも納得をしていただく必要があります。

 費用面については、家族葬だから安くできると思われがちですが、場合によっては一般葬と同じくらいの費用がかかることもないことではありません。
 利用する式場や、おもてなし、また、選ぶ祭壇などによっても費用に差が出てきますが、利用する葬儀社によっても、同じ条件で費用が大きく違ってくることもありますので、可能であれば複数の葬儀社から見積をもらって比較してみることをお勧めします。
 
 故人様を想う気持ちに専念し、暖かいご葬儀を執り行っていただくためにも、家族葬をお考えの方は、周囲のことを少し見回してみてください。